経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

急増!がん保険で多い不払いのトラブル!3つの罠に要注意

2017.05.25
分類:ガン保険

現在、がん保険で不払いのトラブルが大変多くなっています。毎月保険料を支払い加入している保険から、給付金が出なかったという事のないようにトラブルについてしっかりと確認しておきましょう。またトラブルを未然に防ぐためにも、がん保険の3つの罠について知っておきましょう。


【がん保険の3つの罠】


がん保険には、3つの落とし穴があります。多くの人はこれに気づかないまま加入してしまい、がんになったのに給付金がおりない!保障されると思っていたのに、がっかりした等と言うトラブルが発生しているのです。
がん保険に加入する場合気を付ける点として下記の3つがあります。
・免責期間
・給付金
・過去にがんになった人
それぞれについて見ていきましょう。


【免責期間】


生命保険では、契約後1回目の保険料の払い込みがされて保障が開始されます。
しかし、がん保険の場合「保険の待期期間」という物がありこの期間には、がんになっても保障がされません。
がん保険の場合、申込書提出、健康状態の告知、1回目の保険料払い込みという流れになっており、その後90日間の待期期間があります。また万が一この期間内にがんになった場合、保険契約が無効になってしまうので注意が必要です。
なぜがん保険には、待期期間があるのかというとがんは、自覚症状に乏しく本人も気が付かない場合が多く、またがんになったかもしれないと感じた人が保険に加入する傾向が強い為です。
このような理由から、90日間の待期期間を設ける事で、保険の公平さを保つという目的から待期期間があるのです。


【給付金トラブル】


90日間の待期期間を過ぎたのに、がんになっても給付金が支払われないというトラブルで多いのが下記のようなケースです。

・上皮内新生物でも支払われるのか確認
上皮内新生物(初期ガン)の場合、給付金が出ないケースもあり、契約前にはこのような場合でも給付金の支払い要件に該当するのか確認しておく必要があります。


【過去にがんになった人】


また、過去にがんになっているのに告知義務違反をしていた場合には保険契約が無効になり、給付金はおりません。
がん保険は通常の保険に比べ待期期間があったりと、支払い要件が少し複雑になっていますので契約前には保障内容についてしっかりと確認しておきましょう。


【まとめ】


がん保険の加入者が増加している事に併せて、不払いのトラブルも増加傾向にあります。
加入者が事前にしっかりと確認しておくことで、保険会社とのトラブルも減り、自分の保障についても必要なものに加入する事が出来ます。
誤解のないように、保障内容や待機期間についてはしっかりと知っておく必要があります。