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がん保険は何歳までに加入していた方がよい?年齢別加入率

2017.06.09
分類:ガン保険

がん保険への加入率は年々増加傾向にありますが、何歳までに加入しておいた方がよいのでしょうか?年齢別加入率について、調べるとともに加入するお勧めの年齢について見てみましょう。

 

【がん保険の年齢別加入率】


まず、がん保険の年齢別加入率をみてみましょう。がん保険、特約の加入率をみると、30代からがん保険の加入率は増加しており、30~50代の10人に4人が加入していることがわかります。
ちなみに20代の場合を見ると、10人中2人ががん保険に加入しており、若年層では30代以降の加入率に比べ半数以下となっていることがわかります。
しかし、保険料という観点から見ると若いほど、保険料は安くて済むことや、働き盛りの年代ほどがんになった場合のダメージが大きいため、若い時に加入しておくことをお勧めします。

 

【がん保険の必要性】


がんになって働けなくなった場合に自分自身や家族の経済的ダメージを考えると何かしらの備えをしておくことが重要です。
がんの場合は、特に治療が長期化する可能性が高く治療費は高額になり、家庭における経済的ダメージは大変大きくなります。
これらのことを考えると、がん保険は生命保険の次に重要になる保険ではないかと思います。

 

【早期加入のメリット】


保険の場合は、加入する年齢によって保険料が変わります。それは、若いほど病気になるリスクが低く、高齢者ほど病気になるリスクが高くなるため保険の公平を保つために年齢によって保険料を変えているのです。
ある保険会社の場合を例に見てみると、20歳で加入した場合、2千円程度だった保険料が30歳では2,500円、40歳3,500円、50歳で5,200円、60歳で7,800円、70歳では11,000円となっています。
また、男性に比べ女性の方が保険料の上昇が緩やかになっている理由は2つあります。
全世代でみると、男性の疾患率は63%、女性は47%と低めになっています。次に女性の方が、疾患率が緩やかになっていることも保険料が低い理由としてあります。

 

【まとめ】


がん保険への加入は保険料の面からみると、若い方がお得ですが、60歳までの働き盛りの間にがんになる確率をみると男性が8%、女性は11%と低くなっています。
この確率は非常に低いですが、万が一がんになった場合若い世代ほど経済的負担は大きくなります。
また、がんになってからはがん保険に加入できないというリスクも忘れてはいけません。
これらを考えると、若いうちに加入しておく方が安心であると言えるでしょう。