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がん保険は若いうちに加入する方が得?がん保険の加入年齢

2018.01.25
分類:ガン保険

がん保険は、保険商品の中でも多くの人が加入している人気の商品です。私達が生涯がんになるリスクは、2人に1人と言われています。がん保険の年齢別加入率や、がんになりやすい年齢などをみてみましょう。

 

【年齢別にみるがんの疾患】


全世代でのがんの疾患を見ると、男性は63%であるのに対し、女性は47%と低いことが分かります。また、男女ともに60歳以降になる確率が格段に高くなっている事にも注目しましょう。
これは、がん保険の保険料にも表れています。
がんになる確率が高くなる高齢者ほど保険料は高くなり、がんになる確率の低い若年層では保険料は比較的安いため、保険料の面からみると若いうちに加入しておく方がよいでしょう。

 

【がん保険に早期加入するメリット】


若いうちにがん保険に加入するメリットは、いくつかあります。
・加入年齢が若いほど保険料は割安になる
・働き盛りの間にがんに掛かった場合
働き盛りの若いうちに、がんになる確率は決して高いとは言えません。しかし、働き盛りの人ががんになった場合、多くの家庭では子供の教育費や、住宅ローンの返済、などがあるため家計の負担は大きくなります。
また、がんは手術だけで腫瘍を取り除くことができない場合もあり、抗がん剤治療や放射線治療などになると治療が長期化します。このような場合、家計の負担を軽減するためにがん保険に加入しておくと安心です。

 

【がん保険に早期加入するデメリット】


がん保険に早くから加入するデメリットは、やはり保険料の負担でしょう。若い人が、がんになる確率が低いのに保険料を負担し続けなければならないということです。
40歳までの働き盛りの人が、がんになる確率を見てみると、男性は約1%、女性においては2%という大変低い確率になっています。
この確率から考えると、若い内からがんに対する備えを行っていたとしても、杞憂に過ぎず保険料が無駄になるケースがほとんどでしょう。
私達はどうしても損か、得かで物事を考えてしまいますが、保険に加入する意味をもう一度考えてみましょう。
保険は、発生する確率が高い、低いで加入するものではなく、万が一発生した場合のリスクの大きさによって考えるべきものなのです。

 

【まとめ】


がんは、若い人がなる確率自体は低いため、必要性を感じていない人も少なくありません。しかし、運悪くがんになった場合の治療費のリスクや、家計における負担を考えると、備えておく必要は十分にあると言えます。