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生命保険を乗り換える!解約時に損をしない為の有効な方法

2017.03.23
分類:死亡保障

現在保険会社には、様々な種類の生命保険商品が多く販売されています。今加入している保険よりも、保険料が安く補償内容も充実していた場合乗り換えを検討する人も多いかもしれません。
このような場合、解約時に損をしない為の方法や気を付ける事などを知っておきましょう。

 

【解約時に損をしない為の方法】


解約をする時に気を付けなくてはいけない事の1つに、予定利率が下がる事、解約返戻金が減る事、保険料の支払い総額が増えるなどのリスクがあります。
よくあるケースでは、乗り換えて保険料が安いのは初年度だけで、その次の年からは保険料が上がってしまったというケースがありますので注意が必要です。
乗り換える際には、保険料の支払い総額から比較して保険を検討するようにしましょう。
また予定利率や解約返戻金は、加入年数が長いほど高くなる傾向にありますので、乗り換え時には注意が必要です。

 

【新しい保険契約が成立してから解約】


保険を乗り換える際に気を付ける事は他にもあります。
新しい保険に加入できると思い、先に現在の保険を解約してしまったが、契約時に健康状態の審査で加入できなかったという人もいます。
そして結果的に今まで受けられていた保障を受ける事ができなくなり、保険料も今までより高く支払う事になったというリスクがあります。
このように保険の乗り換え時には、結果的に損をしてしまうリスクもある事を知っておき、乗り換える時には、必ず新しい保険の契約が成立してから解約をするようにしましょう。

 

【がん保険は要注意】


乗り換え時には、保険の空白期間がないように気を付けましょう。特にがん保険の場合は、責任開始日から90日経過しないと保障が発生しない為、90日以内にがんになった場合は保険金はおりません。
このような事を考え90日間は、旧保険、新保険について重複して加入しておくと安心です。
また解約や乗り換えをする際には、直接保険会社やフリーダイヤルに連絡をする事をお勧めします。
これは、保険の営業担当者に連絡すると解約を防止されたり、同社の他の保険を勧められたりする事があるからです。

 

【まとめ】


保険の乗り換え時には、上記のような事に気を付け契約者が損をしないようにしましょう。
また契約者本人以外が解約の手続きを行う場合は、保険証券、本人確認書、印鑑、委任状が必要になります。
さらに契約者が死亡している場合は、必要な書類は増えますので保険会社に問い合わせて確認しておくようにしましょう。