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現在契約している生命保険の増額や減額そして期間延長はできる?

2017.03.29
分類:死亡保障


生命保険は長い間加入していくものですので、最初に考えていた補償内容と数十年経過した時に希望する補償は変ってくる場合もあります。
もっと手厚いものにしたいとか、保険料を減額したい、補償期間を変更したいなどと考えた場合それはできるのでしょうか?詳しくみてみましょう。

 

【保険の増額とは】


保険の増額は、一般的に加入している保険の保障額を増やす事を言います。
増額をした場合、加入時の年齢ではなくその時の年齢で計算されますので保険料は高くなります。
また、加入者の年齢や健康状態によっては増額できない場合もありますので事前に保険会社に相談をしてみましょう。

 

【契約途中の増額はできる?】


保険会社によってもそれぞれ違いますが、中途増額制度を利用すれば、金額を増額して将来に対するリスクに備える事ができます。その場合は以前の年齢ではなく、現在の年齢で加入する事になる為保険料は高く負担も大きくなりますので気を付けましょう。
しかし、過去に手術の経験があったり、持病などがある場合など健康状態によっては加入を制限されたり、条件が付く場合があります。
死亡保障を増額する場合は、生涯にわたり必要な保険であれば終身保険を増額するのがお勧めです。
また、子供の成長に応じて定期保険を増額する方法も一般的な方法としてあります。

 

【減額や期間の変更はできる?】


では、減額についてもみてみましょう。保険の減額については、ほとんどの保険会社で可能です。保険料の支払いに困窮した場合などに保険料の減額をしたり、支払いを一時的に辞める事もできますし、子供が成人した場合など加入当時のような手厚い保障が必要なくなった場合も保障内容を見直す事で保険料の減額ができます。
保障期間の変更については、定期の死亡保険や、医療保険については今よりも長い保障期間にしたい場合可能ですが、短くできる保険は少なく一部しかありません。
ここで注意しておきたいのが、定期保険や終身保険の減額です。これらを減額する場合は、特約として加入している医療保険部分も減額される場合がありますので、もしその部分は減額したくない場合は事前に保険の担当の方に相談しておくとよいでしょう。

 

【まとめ】


このように必要に応じ保険を増額する事は可能ですが、条件によってはできない場合もある事を知っておきましょう。
また減額時にも特約として付加されている医療保険部分が減額されないか、保障内容がどの程度変更されるかなどもしっかりと確認しながら行うようにしましょう。