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生命保険には3種類ある!死亡保険と生存保険と生死混合保険

2017.06.28
分類:死亡保障

生命保険とひとことで言っても、その種類は多くあります。生命保険の基本型として、大きく分類すると「生存保険」「死亡保険」「生死混合保険」の3種類があります。それぞれの保険の特徴を見てみましょう。

 

【死亡保険】


保険保障期間中に被保険者が死亡または高度障害の状態になった場合に限り、死亡保険の受取人に対して死亡保険金が支払われる保険です。死亡保険は、被保険者に万が一のことがあった場合、遺された家族のために加入する保険と言えます。
例えば、定期保険、終身保険、定期保険特約付き終身保険などがあります。定期保険は、保障が一定期間のみ有効になっており、基本的に掛け捨てとなるため保険料は割安になります。
保険期間の自動更新や、他の保険への変換という自在性のある保険と言えます。

 

【生存保険】


生存保険は「死なないリスク」に対応した保険と言われます。人は、年を取ると働けなくなり、病気になるリスクも高まります。このように、長生きすることに対してのリスクを補填するための保険が「生存保険」なのです。
被保険者が満期日までに被保険者が死亡していた場合は、一定の金額が支払われることになります。一般的に生存保険は、老後の生活費の補填や貯蓄を目的として加入する人が多いようです。現在人気となっている個人年金保険や、確定年金、終身年金などがこれに該当します。
将来保険が必要なくなった場合には、解約返戻金を老後の資金にあてるなど多目的に活用することができます。

 

【生死混合保険】


死亡保険と、生存保険をセットにしたものがこちらの「生死混合保険」です。保険保障期間中に、被保険者が死亡または高度障害の状態になった場合、保険受取人に対して、死亡保険金が支払われることになります。
満期日を経過しても被保険者が、生存していた場合にも同額の満期金が支払われます。保険の中では、養老保険がこれに該当します。
利率のよい時にかけた養老保険は、いわゆるお宝保険と呼ばれるものが多くありますので、このような保険は、返戻率も非常に高くなるので解約しないようにしましょう。

 

【まとめ】


生命保険の基本型については、理解できましたか?自分が将来どのようなことが心配なのか、どこに重点を置きたいのかを考えながら将来に向けての保険を検討することが大事でしょう。保険について、迷っている方は専門家による無料相談サービスなどを利用するのも一つの方法です。