経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

介護保険料の支払いはいつまでするの?免除される年齢って?

2017.11.10
分類:介護保障

日本では少子高齢化や核家族の増加などにより介護者を家族だけで支えるのは難しいのが現状です。このような背景を受け、介護が必要な高齢者を社会全体で支える事を目的とした制度が介護保険制度です。
自分はまだ若いから関係ないと思っていても、いつどこで身近な人や家族に介護が必要になるかわかりません。介護保険制度や保険料の支払いなどについて、しっかりと理解しておきましょう。

 

【介護保険制度の仕組みと対象者】


介護保険は40歳になると、全ての人が加入する義務があり、65歳以上の高齢者である第一号被保険者と、40~64歳までの第二号被保険者から構成されています。
第一号被保険者は要介護の認定を受けると、その程度によって日常生活の支援や介護サポートを受ける際に給付を受ける事ができます。
第二号被保険者の中でも、関節リウマチ、末期がんなどを含む16種類の特定疾病患者で、要介護認定を受けた人のみ介護給付を受ける事ができます。
介護保険は、被介護者の自立をサポートする「自立支援」、介護サービスを自身で選び総合的に受けられる「利用者本位」、納めた保険料に応じてサービスを受けられる「社会保険方式」の3本柱から成り立っています。

 

【介護保険料の負担】


全ての国民は40歳になると介護保険料の負担が義務付けられます。第二号被保険者の場合は、厚生労働省がそれぞれに算出した保険料を健康保険組合や、共済組合などに知らせ、医療保険と一緒に介護保険料を徴収する仕組みになっています。
健康保険加入者は給料から天引きされる事になり、国民健康保険加入者は医療保険に上乗せして支払う事になります。
第一号被保険者の場合は、市区町村から納付通知が届き保険料を納める方法か、年金から天引きをされる形で保険料を納める方法の2つがあります。

 

【保険料はいつまで支払う?免除される年齢って】


では介護保険料は、いつまで支払うのでしょうか?介護保険料の支払いは65歳までと勘違いをしている人も中にはいますが、実は介護保険料の支払いは40歳から始まり、自身に介護が必要になっても年金受給者になっても、支払う必要があり死ぬまで支払う事になります。
これは、介護保険制度を全く使っていない人も例外ではなく、何歳になれば免除という決まりはありません。

 

【まとめ】


介護保険料は、いつからいつまで支払うという事は理解できたでしょうか?現役世代の様な安定した収入がない、年金生活になっても亡くなるまで支払うというのは、本当に大変です。
しかし、高齢になって日常生活を快適に過ごすためには介護や支援が必要になるケースもある事を理解して今から備えておく必要があるでしょう。