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要介護になりやすい脳卒中!発症した場合介護保険を利用できる?

2018.04.13
分類:介護保障

脳卒中は、患者数が多く発症した場合に命に関わる病気と言われています。また奇跡的に一命を取りとめた場合でも、半身麻痺や言語障害などの後遺症が残り寝たきりになる人も少なくありません。
このようなことから脳卒中は要介護になりやすい疾病とも言われています。

 

【脳卒中になる原因】


脳卒中の原因は、高血圧や糖尿病、生活習慣病、脂質異常症などが原因で発症すると言われています。またこの他にも喫煙や、多量飲酒、脂っこい食べ物を好む人なども発症しやすいと言われています。
発症する年齢は男女とも働き盛りの40歳後半から増え始め、80歳前後までをピークとして以降は減少傾向になっています。
脳卒中は、脳の血管に血栓が詰まる脳梗塞、脳の血管が破れて脳の中に出血する脳出血、脳の表面にコブができそれが破れてくも膜のすき間に出血するくも膜下出血の3つに分類されます。
脳卒中の中の約7割を占めるのが脳梗塞ですので脳梗塞と介護保険についてみてみましょう。

 

【脳梗塞と要介護認定】


65歳以上または、40歳以上の方で特定疾病と認められた人で要介護認定を受けた人は介護保険を利用することができます。
特定疾患には、脳血管疾患も含まれているため上記の条件を満たしていれば脳梗塞によって寝たきりになったり、麻痺が残り介護が必要になった場合介護保険を利用する事ができます。
介護保険サービスを利用するには、まずお住いの自治体の担当窓口に行って介護保険の申請
をします。申請を行うと地域の市町村職員またはケアマネージャーが認定調査を行ったり、主治医の意見書などを参考にしながら審査委員会が審査を経て要介護や要支援の認定を受けることになります。
また介護サービスは、在宅系介護サービスと施設系介護保険サービスの2種類に分けられます。
脳梗塞を発症した場合、自宅で寝たきりになる確率が高くなるため在宅系の介護サービスについて知っておきましょう。

 

【在宅系介護サービス】


在宅系介護サービスでは、ヘルパーが被保険者の自宅を訪問して日常生活のお世話をしたり、ディサービスセンターや、医療機関に通いリハビリを受けたり、ショートステイなどのサービスを受けられるものがあります。
在宅系介護サービスは、家族主体で介護をすることができ、後遺症も重度ではなく医療機関に通いリハビリを受けることで回復できる時に利用します。

 

【まとめ】


脳卒中は、最悪の場合命にも関わる非常に怖い病気で、要介護状態になるリスクも非常に高いと言われています。要介護になった場合にも要件を満たせば介護保険を利用できます。ただし介護保険で利用できるサービスや給付は要介護度に応じて異なりますので注意しましょう。