民間介護保険の3つの特徴~積立と掛け捨てタイプなど~
【はじめに】
介護保険には「公的介護保険」と「民間の介護保険」があり、この民間の介護保険には大きく「掛け捨てのタイプ」と「積立のタイプ」の2種類存在しています。
今回この民間の介護保険の3つのポイント・種類などについて紹介していきたいと思います。
【掛け捨て、積立どっちがお得?】
保険への加入後、保険料が一切上がることなく将来の備えができるタイプが積立タイプの特徴ということができます。また、このタイプの介護保険は万が一死亡したケースや解約する際などにも保険金が受け取れることがありますが月々の保険料は比較的割高になってきます。
一方、掛け捨てタイプの介護保険は手ごろな保険料で将来への備えができる代わりに満期保険金や解約返戻金を受け取れないのが特徴ということができます。また、介護状態にならなかった場合には支払った保険料が無駄になってしまうこともあります。
どちらも一長一短ありますので各々のライフプランに合った保険を選択することが大切です。
【受け取り方法はどうする?】
保険金の受け取り方は大きく分けて「介護年金」と「介護一時金」の2種類あります。
介護年金の場合、1年に一度まとまった保険金が受け取れる内容となっています。
介護一時金だと介護状態とみなされたとき一回きりしか保険金が受け取れないのに対して、介護年金は介護状態が続く限り継続して保険金が受け取れることになります。
一方、介護一時金の場合、介護年金に比べ受け取れる保険金額は大きくなりますが、受け取れるのは一回きりになりますので介護にかかる初期費用の保障に重点を置きたい場合にマッチした方法ということができます。
【保険期間はどうする?】
介護保険の保険期間には一生続く「終身型」と一定期間保障がきく「定期型」の2種類あります。
終身型の特徴としては、保険料が上がることなく、保障も一生涯続きますが加入時の保険料は定期型よりも割高で途中で見直すこともできないので注意が必要といえます。
一方の定期型の場合には保障期間は一定期間ですが、保険料は割安になります。また更新ごとに保険料は高くなっていきますが、保障内容を見直す機会と捉えればメリットともいえます。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?先に紹介した「積立型」の介護保険は亡くなったときの死亡保障があったり万が一の出費などに備えたい方にマッチした保険ということができます。
その他「介護年金」「介護一時金」の内容や「保険期間」などについても参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。