経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

介護を取り巻く問題とは?安心できる老後を迎えるために

2016.05.02
分類:介護保障

介護とは?

介護とは身体機能が低下した高齢者へ尊厳を大切にしながら生活の質の維持・向上を図るための世話を行うことです。介護を取り巻く問題は様々で、将来どういったことが起きるのかは不明な部分も多いでしょう。しかし介護を必要としている高齢者や家族、介護を行う職として働く人たちが幸せを感じることができるように問題を解決していく必要があります。

 

 

少子高齢化による介護保険の維持

介護保険制度は社会全体で高齢者を支えるという仕組みになっています。高齢者が増えて支える子供の数が減少すれば、支える側の子供への負担は拡大されていきます。しかも医療が発展していくことで平均寿命も延びていることから、今後介護保険制度を維持していくために必要な財源が心配されます。現在介護保険制度は40歳以上が被保険者として保険料を納めるようになっていますが、さらに年齢が引き下がるということも考えられます。年金制度を維持するための財源が不足していることが国全体の問題としてあがっています。

 

 

介護にかかる負担

介護が必要な状態なのに施設でも在宅でも十分に介護サービスを受けることができない介護難民になっている高齢者も存在します。そのため介護を行う人の負担を軽減する効果が見込める介護ロボットも注目されてきています。

 

 

介護職員の見合わない給料による人員不足

介護保険に関する知識が高いケアマネージャーの存在は介護現場には必要不可欠な存在です。しかし高い能力や業務内容が求められる職種でありながらも見合わない給料である場合も多く、人員不足によって介護サービスの質が低下している場合もあります。

 

 

孤立する高齢者

子供と世帯を別にして単身で生活している高齢者、または高齢者のみで生活する世帯が増加しています。単身で生活する高齢者の場合、社会からの孤立や孤独死などの問題があります。これに合わせて年金支給額が減少し、近年では生活保護を受給する高齢者が急増しています。今後は非正規雇用で働く人たちの多くが年金受給世代へと入っていくためますます年金支給額が少ない上に老後の蓄えもできていないという高齢者が増えていくと予想されます。

 

 

成年後見人制度

高齢者に認知症や脳・精神・知的などの障害があり、自己判断が難しい状況の場合には「成年後見制度」を利用するという方法で大切な財産を管理してもらうことができます。財産などのトラブルが発生しないためにも、こういった制度をよく理解して利用することも必要な場合もあります。

 

 

介護をとりまく問題を解決していくために

介護については様々な問題が多く、国としても制度の変更などによって対応していく必要性が迫られています。まずは自身の老後について先を見据え、将来困らないような状況を確保していくように努めることが大切です。