経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

骨折の症状は様々!気がつかないうちにひびが入っている場合も

2016.07.08
分類:その他

骨折は場所も症状も様々なのです。痛みがない場合もあり本人も気づかないうちに骨にひびが入っている場合もあります。このような時は要注意で早急に医療機関を受診する必要があります。それでは骨折の症状や対処法についてみていきましょう。

【痛み】

骨折すると骨とその周辺は神経と血管が豊富な為痛みを伴います。骨折がひどい場合は動かせなくなったり、外見が変形する場合もあります。しかしひびが入っている場合などははっきりとした診断が難しい場合もあます。このような場合はX線検査やCT検査を行うと骨折かどうかはっきりとした判断がされます。骨折は骨に力が加わり発生しますが骨粗しょう症などで骨全体が弱っていると外部からの力が加わらなくても骨折したりすることがあります。これ以外にもスポーツ選手などに多いのが同じ場所に長期的に力が加わる事が原因で起こる疲労骨折です。

【変形】

骨が明らかに変な方向に曲がっている場合も骨折の可能性が高いです。変形は強い痛みを伴い患部は腫れてくる事が多いです。異常可動性は、骨折した箇所が関節以外のところで骨が動くことを言います。特に多いのが長骨などの完全骨折の場合によく見られます。

【出血】

骨折した場合、折れた骨が周辺の組織を傷つけ出血すると言われています。また強い衝撃で骨折した場合はその衝撃で筋肉組織が損傷し内出血が起こる場合もあります。疲労骨折の場合も内出血が起こります。骨折から数時間以内で内出血はピークになりますが、損傷がひどい場合は内出血量も多くなり黒っぽくなり数日間内出血があり痛みや腫れもあります。打撲の場合も内出血が起こりますので出血で骨折と打撲の判断は難しいかもしれませんが骨折の場合は内出血した部位を強く押すと痛みがあるのが特徴でしょう。

【腫れ】

骨折から数時間すると、骨折部周辺が腫れてきます。これは内出血や炎症から起こるのですが腫れが完全に引くまでは数週間かかります。折れた骨によって太い血管が損傷を受けている可能性もあるので腫れや貧血、意識の低下などがみられる場合は自己判断をせずに早急に医療機関を受診しましょう。

【まとめ】

骨折をして休日などで医療機関が開いていない場合は応急処置として「冷やす・安静にする・高く上げる」などの処置を行いましょう。特に骨折で冷やす事は重要で少なくとも患部の痛みの感覚がなくなるまで数時間は冷やす事が大事です。しかし骨折の症状がひどくめまいや冷や汗、意識消失などの症状があらわれたらすぐに救急車を呼びましょう。