経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

生命保険料の年間支払い額の相場と保障額の相場をみてみよう

2016.11.05
分類:その他

生命保険に加入する時に他の人がどれくらいの保険料を支払っているのか、どの程度の保障額のものに加入しているか気になるところでしょう。しかしこれは一概に言えず家族構成や年収、職業などによっても違ってきますので参考程度と捉え自分に必要なものに加入する事が大事です。

【平均の年間保険料】


生命保険文化センタ―によると年間払い込み保険料は男性で24.1万円、女性は18.2千円となっています。
金額の分布を見ると男性は12~24万円未満、女性では12万円未満が最も多い事がわかります。

世帯の年間保険料を見ると1世帯あたり41万円6千円となっています。年間保険料の胃分布の中で最も多いのが12~24万円で、次いで24万円~36万円になっています。
これを毎月の保険料に換算するとおよそ1万円~2万円の保険料を支払っている世帯が多く中には3万円という世帯もあるようです。

【死亡保険金の平均相場】


保険料と同じく気になるのがどれくらいの死亡保険金のものに加入しているのかという事です。
被保険者が亡くなった場合に支払われる死亡保険金は男性では2千万弱、女性では800~900万円程度の保険に加入している人が多いようです。
年齢を見ると働き盛りで家族を養う責任が大きい40代で死亡保障額はピークを迎えこれよりも後になると死亡保障額が少しずつ減ってきています。
女性に関してはあまり年齢で大きな変化はありません。
子供が就職や進学をして独立したり、子供の結婚を機に死亡保障については一度見直しをした方がよいでしょう。

また理想の保障額を尋ねると多くの男性は5千万程度という答えが返ってきており、保障額の理想と現実では大きな差があるようです。

【収入と保険料の関係】


収入によって支払う事ができる保険料は当然違ってきます。
・年収1千万円以上の世帯で毎月3万円
・年収7百万円~1千万円の世帯で毎月2万円
・年収5百万円~7百万円未満の世帯で毎月1万7千円
・年収3百万円~5百万円未満の世帯で毎月1万6千円となっています。

保険料は各家庭によって家計の負担にならないように設定することが大事です。

【まとめ】


保険を検討する時に他の人がいくら位の物に加入しているか気になりますが、他人と自分とでは収入も違えば独身であったり子供がいなかったりと家族構成も全く違います。
保険を検討する時には人と比べてどうかではなく、自分にとって必要な保障額と保障内容であるかが一番大事な事です。
また死亡保障は会社からの保障や、遺族年金などもある為これらで足りない部分を民間の保険で保障するとよいでしょう。