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骨折をした場合痛みはどれくらい続く?痛みの期間と緩和方法

2016.11.11
分類:その他

骨折と一言で言ってもそれは様々で小指などの小さなひびが入ったものから大腿骨などの手術を伴う骨折まであります。その度合いによって治療や痛みの続く期間も変わってきます。一般的な痛みの期間やそれを緩和させる方法をみてみましょう。

【痛みの期間】


骨折による痛みは医師の処置や骨折の度合いによっても変わりますが一般的なもので1週間程度すれば痛みは引くでしょう。
腫れは2~3週間程度で引くと言われていますが腫れがある期間は強い痛みがなくても何らかの違和感がありますのでこの期間まで気を付ける必要があります。
もしこれ以上経過しても痛みや腫れが引かない場合は骨折以外の別の病気も考えられますので自己判断せずに医師に相談しましょう。

【痛み止めの服用】


骨折した日は特に強い痛みがあり、夜も眠れないという人もいます。このような場合は痛みを少しでも緩和させる為に痛み止めの薬を飲んだりします。痛み止めでよく使われるのがロキソニンというものでこれは痛みを和らげるだけでなく解熱や消炎作用もあります。

しかし痛みの感じ方は人それぞれで痛み止めが全く必要ない人もいれば薬を服用しても痛みが緩和されない人もいます。
このように薬を飲んでも効果がないひどい痛みがある場合は痛み止めの注射をしたり、痛み止めの座薬を処方されるケースもあります。

【痛みを緩和させる方法】


骨折の治療には、安静・冷却・圧迫固定・挙上するが基本的な治療になります。
痛みを緩和させる方法として腫れや熱を持っている場合は冷やす事が効果的です。ビニール袋に氷を入れたものをタオルで包み患部を冷やします。

また医師の許可があればできるだけ入浴をして血行をよくしましょう。血行が良くなる事で骨の形成も早くなり痛みも和らぐのです。

睡眠時は血液が集中したりむくむと痛みがでる事がありますので、骨折した場所を少し上に上げて寝るとよいでしょう。

【まとめ】


骨折をすると今までできていた日常の何気ない事も自分で行う事ができず行動が制限されてしまいます。また骨折した場所によっては仕事や学業にも支障が出るでしょう。
骨折予防の為に普段からバランスのとれた食事を摂るようにし、特に骨の形成に影響があるカルシウムや、たんぱく質を積極的に摂るように心がけましょう。
特に注意が必要なのは骨粗しょう症が進む高齢者と骨の未熟な思春期前の子供で、簡単に骨折してしまうためバランスの良い食事と適度な運動で骨を強くする事が大切です。