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疲労骨折をした場合の有効なリハビリとリハビリにかかる期間

2017.01.04
分類:その他

疲労骨折とはスポーツ選手や中高生などで激しい運動を行っている人に多くみられる骨折の一種です。一般の事故などで起こる骨折と違い一定の部位に負担をかけすぎる事で起こる骨折で自分では気が付きにくいという特徴もあります。
疲労骨折になった場合の有効なリハビリやリハビリに要する期間などをみてみましょう。

 

【疲労骨折が完治するまで】


疲労骨折をすると今までの生活を送る事は難しくなりますが、完治するまでにどれくらいの期間が必要になるのでしょうか?
まず部活動などのスポーツをしている場合はただちに中止して安静にしなければいけません。疲労骨折をした場合その部位にテーピングをして最低1~2か月間は固定をすることになります。
一般的には安静期間が3か月、リハビリを半年行うようになるでしょう。また骨折の状態によっては手術が必要になります。

 

【骨折に有効なリハビリ】


それでは最も疲労骨折しやすい足の骨折について有効なリハビリについていくつか見てみましょう。

・足の指でタオルを手繰り寄せる。こうする事で足の内側の筋力を鍛え強化する事ができます。またこれによって足のアーチにかかる負担を軽減する事ができます。

・足のふくらはぎの筋肉や、足を下へ向ける筋肉の強化運動。
足指の筋力が充分あれば底屈する力が強くなり足裏のアーチを維持する事ができますので骨にかかる負担を軽減する事ができます。

・すねの筋肉も足を支える重要な筋肉です。ゴムチューブを足裏に巻き付け反対側を家具などに固定してすねの筋肉を鍛えます。

・ふくらはぎの筋肉を強化する。
つま先立ちをしてふくらはぎを上下させる事でふくらはぎの筋肉を強化する事ができます。
これらはどれも家の中で簡単に行う事ができますので、ぜひ疲労骨折の予防、リハビリに取り入れてみてください。

 

【疲労骨折の予防】


疲労骨折は同じ部分に何度も強い力が加わる事で起こりますが同じような状況でも骨折をする人としない人がいるのは何故でしょうか?それはカルシウム量の目安となる「骨密度」とカルシウムを支え定着させる「たんぱく質の質と量」に違いがあるからです。
骨密度を上げるにはコラーゲンの生成を高め、合成を助けるビタミンCも同時に摂取する事が大切です。

 

【まとめ】


疲労骨折は症状に気づきにくい事もあり発見が遅れがちになります。早期に発見して治療を開始する事で疲労骨折が完治するまでの期間も短くなります。
痛みや違和感があったら早急に医療機関を受診する事が骨折を早期に治す為に大切になります。また疲労骨折を予防する為に現在の食生活を見直す事も重要でしょう。