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初心者でも手軽に始めることができる「投資信託」とは?

2017.10.17
分類:その他

初めて投資をするという人でも比較的簡単に始めることができるのが「投資信託」ですが、初心者でも始めやすいと言われているのには様々な理由があります。

 

スケールの大きい運用が可能


投資信託はたくさんの投資家から集めたお金を1つにまとめて、ファンドマネージャーという運用の専門家が色々な金融商品に分散投資を行います。
単独で投資を行うのではなく、複数の人からの資金をまとめて投資を行うので個人では困難な規模の大きい運用が可能です。

 

手間や時間がない人でも始められる


投資初心者だと、市場情報の収集や分析が難しいという人も多いでしょうし、投資に費やす時間もないケースもあるでしょう。
しかし投資信託は投資家に代わって投資の専門家が運用しますので、情報収集の手間や経験・技術などを必要とせず運用することができます。

 

まとまった資金がなくても投資できる


また、投資というと多く資金を保有していないと始められないというイメージが強いかもしれませんが、多くの投資家から資金を集めまとめて運用しますので、それぞれの投資家が出す資金は少額でも運用ができます。
少額から投資を始められるという部分も手軽さの理由だと言えるでしょう。

 

複数の金融商品に投資する分散投資が可能


1つの投資商品で運用し、失敗してしまうと大きく損をすることになりますが、投資信託は様々な株や債券など複数の金融商品を組み入れて運用する分散投資が基本ですので、1つが損をしたとしても他で利益が確保できる可能性が期待できます。

 

投資信託の種類


投資先は国内に限らず、海外市場の場合もあります。運用対象は大きく分けると、MMF(マネーマネジメントファンド)、公社債投資信託、株式投資信託の3種類です。

・MMF
債券を中心に運用するので株式の組み入れは行いません。購入単位も1円単位で、すぐ現金化できる流動性の高さに優れています。

・公社債投資信託
株式の組み入れは一切行わず、国債や民間会社の社債、債券(公社債)などを中心に運用します。価額変動は株式投資よりゆるやかで安定性に優れているという特徴があります。

・株式投資信託
株式を組み入れて運用することができ、投資対象や株式の組み入れ比率などで色々な種類に分類できます。大きなリターンを狙えるという収益性に優れた特徴がありますが、反対にリスクもその分高くなります。

 

自分に合う投資信託を選ぶために


投資信託は何を投資対象にするのか、さらに運用方法などで色々な種類に分類されます。そのため自分の希望に合う種類のものを選ぶことができます。
運用による収益は投資家に還元されますが、損失が出た場合も投資家に帰属されますので元本保証はないことは理解した上で始めましょう。
投資信託選びのポイントなど、もっと詳しく知りたいという場合には投資セミナーなどに参加して知識を深めて見るとさらに投資が楽しくなります。もし投資を始めて見ようと思っているなら、一度参加してみてはいかがでしょう。