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就業不能状態になるリスクに備える!収入保障保険について

2018.05.28
分類:その他
一家の大黒柱が亡くなった場合や高度障害になった場合、自身の治療費は勿論、住宅ローンの返済、子供の教育費、家族の生活費などの負担などが家計に重くのしかかってきます。これらのリスクに備える保険として「収入保障保険」があります。収入保障保険の特徴や生命保険との違いなどをみてみましょう。

【収入保障保険とは】

収入保障保険の大きな特徴は、死亡保険金が一括で支払われるのではなく、契約者が死亡した月から契約期間終了まで毎月定額で支払われるものです。 家族の大黒柱に万が一のことがあった場合に定年までの家族の生活を養う目的で家計の助けとなる保険です。 収入保障保険の特徴は下記のようになっています。 ・保険金は毎月定額で支払われる ・死亡した時期によって受取額が変わる ・保険の保障対象は死亡と高度障害のみ ・死亡保障に対して保険料が格安 ・契約期間が比較的長い定期型保険 などの特徴があります。

【家族のライフプランに合わせた保障】

収入保障保険は家族のライフプランに合わせ必要に応じた保障を得ることができる効率的な保険と言われています。 例えば、加入時の年齢が30代で結婚したばかりであれば配偶者や子供などの生活費、住宅費、教育費など多額の保障が必要になります。 一方で、定年近い60歳ころになると子供が独立したり、住宅ローンが完済したりするため家族のために残すお金は若い頃よりも少なくて済みます。保険料もそれに応じて安くなりますので非常に効率のよい保険と言えます。 収入保障保険は、家族のライフプランに応じその時々に必要な保障を備えることができる保険なのです。

【生命保険との違いとは?】

生命保険と収入保障保険はよく似ていますが、どんな違いがあるのでしょう。どちらも契約者の万が一に対して備えるものですが収入保障保険は死亡保障金の支払いが分割払いなのに対して、定期型の生命保険は一括払いという違いがあります。 また収入保障保険が死亡または高度障害に限られているのに対し、医療保険は病気や怪我に対して保障されるという違いがあります。 このようにそれぞれの保険の特徴や違いを知り自分にとって最適な保険を選択することが大切です。

【まとめ】

収入保障保険は、一家の大黒柱の万が一に対して長期間備えることができ、保険金は毎月定額受け取れるため安心です。 収入保障保険は、収入が少ない人、子供が小さい人、貯蓄が十分できない人などの備えとしておすすめの保険と言えるでしょう。