もしも就業不能状態に陥ったら

■はじめに
何かのアクシデントにより、仕事が出来なくなったとしましょう。病院で診察をした後、医師からは仕事が出来ないと宣告された場合、就業は出来ません。その場合、就業不能状態になっても困らないための保険の話をしましょう。
■就業が出来ない場合におりる保険は?
短期間の入院程度をカバーできるのが、通常の保険です。しかし仕事が長期間出来ない場合、それをフォローするのが就業不能保険です。
この保険については、以下の通りです。
・病気やけがなどの治療目的で、国内の医療施設で入院している方
・医師の指示により、在宅療養を現在続けている方
これらの治療や療養を継続している方が対象ですので、精神疾患などの場合は対象外です。
■就労不能状態ということ
人間は病気やけがをすると、その状態によって治療期間は異なっています。比較的短期間で完治できるものもあれば、病気の状態で長期間かかってしまう場合があります。病院で治療するとしても、場合によっては入院せざるを得なくなることもあり、入院費用をとってみても、ベッド代やシーツ代、それに食費などと各種経費が掛かります。
就労不能のときは、これらがネックとなりますので、医師から宣告される前は給料をもらい生活を支えたりしていたのですが、仕事が出来なくなるとこれらが断たれますので、家計に負担がかかります。
最近では就業不能率が高くなる傾向にあり、死亡率に匹敵する数値であることから他人事とは思わない方がいいでしょう。
■就業不能保険とそれ以外の保険について
保険の種類は三種類で、基本的にどれも似た保険です。受け取りは毎月の給料と遜色ないのですが、それ以外は三者三様といってもいいでしょう。三種類の保険については以下の通りです。
・収入保障保険
本人が亡くなったり行動障害状態に認定された場合の保険で、前者については家族が残されるわけで、生活をフォローするための保険です。この保険は死亡保険以外投資、加入の段階で保険金が自由に設定する事が出来ますので、柔軟性がある保険といってもいいでしょう。
・所得補償保険
保険期間は1~5年に一度の更新を行いつつも、支払いは1~3年の間です。この保険の金額については、収入の約60%前後に設定されているのが特徴です。
・就業不能保険
受け取り可能な保険金は、約10~50万円前後が相場です。年収や生活状況などにより金額の設定が可能で、働き方に応じて50~70歳前後で5年ごとの設定が可能です。契約できる年数は60歳までと一般就労が可能な年齢設定となっています。その他、介護保険や医療保険についてはタウルスにご相談ください。