経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

骨折しない様にするために

2018.08.22
分類:その他
【はじめに】 今回は、「骨折」について詳しくまとめてみたいと思います。 骨折は大きく分類すると、 ・外傷による「外傷性骨折」 ・疲労による「疲労骨折」 ・病気による「病的骨折」 と分けられます。こういった骨折を事前に予防するにはどうしたらいいのでしょうか。 日頃から出来る対策など健康と一緒に、軸となる骨の健康もみていきたいと思います。

【骨密度・骨質と骨粗しょう症】

近年、骨の「骨密度」(質量)「骨質」(しなやかさ・丈夫さ)などが注目されています。 骨密度と骨質とは ・「質量」カルシウムの量で決まる。保健所などで一定の年齢になると受ける骨密度検査はこの骨量を測ります。 ・「骨質」タンパク質の一種のコラーゲンの質の事をいいます。硬さやしなやかさなど。 となっています。 骨粗しょう症とは骨の強度が低下して、ちょっとした転倒でも骨折しやすくなる症状です。 骨の吸収や形成は二十代までがピークとされています。しかし二十代から貯蓄してきた骨量が四十代を頃から減り始めると言われています。 ただし骨もバランスよく新陳代謝が行われるようメンテナンスを行うと新しい骨に生まれ変わります。ですから、将来に備えて「骨密度」や「骨質」を基準にして意識して強化していくといいでしょう。 若いころからでも丈夫な骨を形成していく事は大事なことと言えるでしょう。

【骨質を丈夫にするには・・】

・コラーゲン 骨折・捻挫・アキレス腱の怪我の予防や回復などに効果的といわれています。骨の材料となり関節の動きをスムーズにすると言われています。 ・日光浴 骨に良いとされるビタミンDが日光に当たると合成され、骨を丈夫にすると言われています。 ・運動 骨へ刺激や骨量を増やし、骨質を良くする。栄養のある食事と適度な運動を取り入れると効果的。 カルシウム(骨の材料)とビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)とビタミンK(カルシウムが骨につくのを促す)ビタミンC(抗酸化作用のある)とコラーゲン(たんぱく質)を上手く食事などで取り入れ睡眠やストレス解消そして適度な運動を行う事でしなやかで丈夫な骨を維持していく事が出来ます。

【まとめ】

「外傷性骨折」の場合は防ぐ事は厳しい様に思いますが、骨と健康状態が良ければ治癒する時間や回復力を上げ、予防することが出来ます。 「疲労や病的骨折」は生理的な要因などの影響もうけますが、生活習慣病の治療や改善することで予防につながります。 骨を強化では、支えとなる筋力などの強化も大事ですが、ケガの予防や回復に注目されているコラーゲンは特にオススメです。無理なく生活スタイルに合わせて運動や睡眠・食事をバランスよく摂取して健康で丈夫な骨を維持していきましょう。