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就労不能保険って、どんな保険?

2018.09.29
分類:その他
【はじめに】 もしものときに備えて医療保険や生命保険を掛けている人も多いのではないでしょうか。そんな中、働けなくなったときのための保険として就労不能保険が人気を集めてきています。最近になって聞いたことがある人もいると思います。まだ、他の保険に比べると日の浅い保険なので分からないこともたくさんあるでしょう。 今回はこの就労不能保険を紹介していきます。

【就労不能保険とは】

就労不能保険とはどんな保険かというと、ケガや病気によって働けない状態になったときに働けない間の減少した収入を補う保険です。 保険会社が定める就労不能状態にならないと受け取ることができません。生命保険会社では就労不能保険として扱っていますが、損害保険会社では目的が共通している所得補償保険というものがあります。 では、就労不能な状態とはどのような状態なのでしょうか。 それはケガや病気の治療のため「入院また在宅での療養をしている状態」を指します。就労不能な状態になったら保険を支払うことは各保険会社で共通しているのですが、就労不能状態の規定や例外について各社で異なっているのが現状です。

【就労不能保険の選び方】

まだ比較的新しい就労不能保険の選び方をみていきましょう。 選ぶ重要なポイントは加入者が会社員か自営業者かという点です。 会社員はケガや病気で働けなくなり、会社を4日間休み、4日目から1年6ヶ月間働けない状態が続けば健康保険から、月の給料の3分の2を毎月傷病手当金として受け取ることができます。また、1年6ヶ月以上その状態が続くなら諸条件を満たす必要がありますが、障害基礎年金と障害厚生年金も申請すれば受給できます。 一方、自営業者は働けなくなっても傷病手当金に相当するものはありません。障害基礎年金は受け取れますが、障害厚生年金はありません。このように会社員と自営業者では公的制度に大きな差があります。この公的制度を考慮に入れて就労不能保険の内容を選びましょう。他に気をつける点としては「働いている期間のどこをカバーするか」です。働いている全ての期間にするのか、ある一定期間にするのかということです。 必ず確認して欲しいのが保険の支払い条件です。先に述べたように保険会社によって就労不能の規定が異なるので、保険の支払い条件も違ってきます。なので、支払い条件は必ず確認しましょう。 他にも選ぶポイントはいくつかありますが、今あげた点を自分に合った保険内容を見つける一つの目安にしてください。

【まとめ】

就労不能保険について紹介してきましたが、まだ新しい保険なので情報も少なく、実際に加入を検討していても何から手をつけていいのか分からないのが実情ではないでしょうか。 もし、就労不能保険に加入をするか悩んでいるのなら一度近くの保険会社に相談することをおすすめします。そこで、詳しい情報を得ることができるので加入するかどうかの判断もしやすくなるでしょう。少しでも興味があるのなら保険会社に足を運んでみてはいかがでしょうか。