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骨折をしたときの対処法

2019.02.14
分類:その他
【はじめに】 骨折をしてしまうと自由に腕や指、足などを動かすことができなくなります。骨折すると損傷した箇所に痛みや内出血、腫れなどの症状が現れます。骨折をしたときに整形外科が開いていればいいのですが、診療が終了している場合や休診日のときは自分で応急処置などの対処をする必要があります。そこで今回は骨折をした際に役立つ対処の仕方を紹介します。知っておいて損をすることはありませんので、骨折をしたときに備えて学んでおきましょう。

【骨折をしたときは冷やそう】

手や足を骨折したときは、まず氷のうなどを用いて骨折した場所を冷やすことが大切です。その際、直接当ててしまうと低温火傷する可能性がありますので、必ずタオルやビニール袋で氷を包んでから当てるようにしましょう。骨折した場所が腕の場合は、心臓より上に移動させることが重要です。心臓よりも高い場所に動かすことで、腫れの悪化を予防することができます。

【骨折した場所を固定しよう】

骨折をしたときはむやみに骨折部分を動かさないよう、安静にしておく必要があります。無理に動かしてしまいますと痛みで苦しい思いをするだけでなく、症状が悪化して治るまでに時間がかかります。骨折した場所を安静に保つために包帯や添え木を用いましょう。添え木と包帯を使って骨折箇所を固定することで、安静な状態で骨折部分を保つことができます。 その際、強く縛りすぎないようにしましょう。強く縛ってしまいますと骨折した部分の血流が低下する危険性があります。適度な力で固定させることが大切です。

【骨折はそのまま放置すると危険】

骨折をした際に行うべき対処法はいくつかあるのですが、対処法を行ったからと言って、そのままにしてはいけません。足の骨折を放置し、病院で適切な治療を受けなければ、関節が変形し、変形性関節症を引き起こすリスクが高まります。もし変形性関節症になってしまいますと、膝に痛みが発生して、歩くのがつらくなってしまいます。骨折をしたときはすぐに専門医に相談しましょう。

【まとめ】

今回は骨折をした際に役立つ対処法を紹介しました。 素人でもできる方法ばかりですので、病院に行く前にしっかり固定したり冷やしたりしましょう。事前に対処しておくことで症状の悪化を防ぐことができますので、自分を苦しめないためにも、実践することが大切です。今回紹介した内容をしっかりと頭に入れて、骨折した際冷静に対処できるようにしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。