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骨折の処置と治療

2019.02.22
分類:その他
【はじめに】 今回は「骨折の処置」についてまとめていきたいと思います。

【骨折の応急処置】

まず骨折した場合は患部を冷やしましょう。 骨折した部分に氷の入った袋などをあてて冷やします。直に肌に充てると低温やけどになる危険があるのでタオルでくるみゆっくりと冷やしていきましょう。 その次は骨を固定することです。患部が肩・肘・腕の場合、三角巾を作って首からかけるとより安定します。患部を固定・安定させると外からの力を防ぐことができ、後遺症を残さず完治ができます。 最後に医療機関に処置を任せます。治療開始が遅れてしまった場合、骨に変形が生じ後遺症に悩まされることになりかねません。

【整復の方法】

骨折が軽い場合、そのままの状態で固定もできます。しかし骨がずれている場合は正常な位置に戻さなければいけません。これを整復と言います。以下にその方法を見ていきましょう。 ・徒手整復 徒手整復は医師の手で皮膚の上から整復する方法です。激しい痛みを伴うので麻酔を使って治療をすることもあります。 ・牽引による整復 牽引とは、ずれた骨を引っ張って正常な位置に戻すことを言います。 折れた骨に結びついている靭帯や腱は筋力で強く引っ張られています。そのため折れた骨を元の位置に戻すため牽引処置をします。つまり重りや器具により持続的に引っ張って治す治療です。ただし子どもに関しては骨の接続も早いので牽引だけで治ることがあります。

【患部に超音波を照射する治療法】

骨折の治療法には患部に超音波を当てる超音波治療法というものもあります。 超音波治療法は、骨折部位に微弱な超音波の照射をして治療を行います。ただし超音波の照射にはエックス線などを使った、患部への正確な照射が求められています。

【超音波骨折治療法のメリット】

まず最大のメリットとしては痛みが少ないことがあげられます。 次に早い段階の完治が望め、職場・学校・日常生活への復帰が早くなるでしょう。さらに治療の期間が短かければ短かいほど医療費の節約にもなります。

【骨折治療中の生活】

治療中は体の動きに制限がありますが、なるべく体を動かし代謝をよくしましょう。食事もバランスよくとり、体の回復力を高めましょう。(喫煙は当然NGです) また入浴も血流をよくして回復を助けるのでオススメです。 ギプスを付けているときは、その部分を濡らさないようビニールで包むなどして入浴しましょう。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか? 今回は骨折の応急処置から病院で行う整復などの治療についてまとめてみました。 最後まで読んでいただきありがとうございました。