就業不能状態になったとき収入を保障してくれる保険に入ろう
はじめに
病気やケガで長期間入院しなくてはならなくなったとき(就業不能状態に陥ったとき)、普段得られる収入は(当然)もらえなくなります。収入がなくなるだけでなくその間も家族の生活費や自分の医療費はねん出しなくてはいけません。
就業不能状態になる前に収入を保障してくれる保険に加入しましょう。
就業不能保険について
就業不能保険は、働くことができなくなってお金を得ることが難しくなった人の収入を補償してくれるものです。働いてもらう給料と同様に毎月支給されますので、病気やケガで収入が減少した際のリスクを避けることができます。
働くことができない状態になってから受け取るまで免責期間があるのですが、60歳前後まで長い間保障を受けることができます。
収入保障保険と就業不能保険は違う
就業不能保険と似たものに収入保障保険というものがあります。
収入保障保険は、就業不能保険と同じように毎月保険料を受け取ることができるようになっているのですが、特徴が異なります。
収入保障の場合、被保険者が死亡したあとに、残された家族が生活で困ることがないように入る保険です。
そのため、働くことができない人が長期間受け取る保険とは内容が異なります。
保険に入るためには条件がある
働けなくなったときに受け取る保険として認知されている就業不能保険ですが、入るためには条件を満たさなければいけません。
年齢制限
この保険は、働いて給料を得ている人が加入するものですので、年齢制限を設けています。医療保険やがん保険の場合、0歳でも入ることができるプランがあるのですが、就業不能保険は基本的に20歳以上の人を対象としています。
職種制限
年齢だけではなく、職種でも制限を設けているのがこの保険の特徴です。学生や年金を得ている人、無職の人は勤労で収入を得ているわけではありませんので、加入することができません。
保険に加入する前に注意すべきこと
この保険に入るときは、いくつか気をつけなければいけないことがありますので、以下に見ていきましょう。
保険期間
保険期間を決めるときは、いつまで保障が要るのかを理解し、自分で決めなければいけません。期間を自分の年齢で決める歳満了と、保障期間を1年から10年の間で決定する年満了がありますので、どちらが良いのか保険会社の人と相談しながら決定しましょう。
まとめ
働けなくなったときに助けてくれる保険を紹介しました。
加入するためには制限があり、保険期間などもきちんと把握してから加入しなければいけない保険ですので、必ず専門家と相談してから入るようにしましょう。