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足の指を骨折したら

2018.09.21
分類:その他
【はじめに】 皆さん突然ですが、骨折の経験はありますか?腕や足なら分かりやすくギブスをしたり松葉杖をついたりしますよね。分かりやすいので気を遣ってもらいやすいかと思います。ただ、同じ骨折でも足の指の骨折となると事情が変わります。地味で分かりにくいです。そして何より靴に困ってしまいます。 そこで今回は足の指を骨折したときの靴の選び方について話したいと思います。

【タンスの角は危険!】

雑談で「タンスの角に小指をぶつけた」という地味に痛いエピソードをしたことはないですか。それ放っておいたらダメかもしれません。 なぜなら、骨折している可能性があるからです。とくに痛みがひかない、ぶつけた足が腫れてしまっているような状態なら可能性が高いです。 痛みに耐えることができるのなら、骨は自然に形成されるのでそのまま放っておいても骨折した部位は自然に治っていきます。 しかし、そのままにしておくと骨がズレて形成されその指だけ違う方向を向いてしまったり、片足だけ靴が履きにくくなったりします。足の小指の骨折は外科医でも気づきにくいこともあるそうなので専門の形成外科医に診てもらうことをおすすめします。

【足の指を骨折したときの靴選び】

足の指を骨折して病院に行くと、テーピングなどの骨を固定する処置を施されます。歩けなくなるほどの骨折ではないので松葉杖はないと考えていたほうが良いでしょう。 そうなると治るまでの間、靴などの履物はどうしたらいいのかという問題が発生してきます。 一時的ですが、治療の間だけ履く靴が必要になります。そういったときの靴の選び方ですが、足に刺激を与えず保護できるものがよいでしょう。足の指先が曲がってしまうような窮屈なものは適しません。足を固定しているので普段履いている靴も窮屈になってしまうこともあります。 窮屈な靴はダメなので、クロックスのような幅の広くて足を固定していても入りそうなサンダルを選びたくなりますよね。しかし、これもあまり適しません。サンダルの中で足が前後してしまうような歩き方をしてしまうことが多くなり、指に刺激を与えてしまいます。あえてベストなものをあげるとするならば、クロックスのようにつま先が広くて足の甲の部分でサイズが調整できるサンダルです。つま先が露出してしまうので骨折している箇所は包帯を厚めに巻くなどの対策をとってください。

【まとめ】

タンスなどの家具に足の指をぶつけてしまうなんて日常よくあることだと思います。ただ、それが骨折するようなことだとは思いもしないのではないしょうか。腫れてしまうなど、明らかにおかしい状態が続くようであるなら迷わずに病院へ行きましょう。放っておいても治るとは書きましたが、後で不都合が生じるので放っておくことはやめましょうとくに子どもの場合は骨の形成が早いので気づかないうちに治ってしまうかもしれませんので、すぐに病院に行ってください。早めの対処が大事です。 日常生活をしていれば、ちょっとしたケガなどは付き物です。ケガをしたら早めの対処を心がけ、些細なことでも気になるなら放っておかずに病院へ行って診てもらいましょう。