経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

就業不能保険の必要性を考えよう

2019.03.07
分類:その他
【はじめに】 病気をしたりけがをしたりしたときは働くことができず、収入面で不安を感じることが多いはず。そのような状態になったときに助けてくれるのが、就業不能保険です。 今回、就業不能保険の仕組みやメリットについて紹介しますので、万が一のときに備えましょう。

【就業不能保険とは】

就業不能保険は、病気やけがが原因で働くことが不可能になったときに備えて加入する保険です。医療保険に加入することで入院費や治療費を得ることができるのですが、治療が長期にわたった場合、その間失業するリスクがあります。 しかも医療保険は生活費や住宅ローンの支払いには使うことはできず、より経済的に苦しくなることが予想できます。 しかし就業不能保険に加入していれば、働いて給料をもらえない間でも生活費やローンに充てることができるお金が月々もらえます。

【就業不能保険に加入しよう】

就業不能保険に入ることで得られる利点を紹介します。 ・長期間休むことになっても大丈夫 就業不能保険のほとんどが、保障が始まってから60歳前後まで保険料を受け取ることが可能です。そのため、長期間保険金を受け取れるメリットがあります。自宅で療養する方でも受け取ることができます。 ・設定した保険額を毎月得られる 就業不能保険の加入者は、決まった額の保険金を毎月受け取ることができます。 保険会社によって違いがあるのですが、毎月の保証金額は10万円~50万円の間で受け取ることが可能です。 ・介護医療保険料控除の対象になる 就業不能保険で受け取ることができる保険金は、介護医療保険料控除対象となっています。年間保険料に伴って年末調整を行う際、お金が手元に戻ってくるシステムです。控除金額は、他の介護医療保険料と合わせて最大で4万円まで適用されます。

【就業不能保険のデメリットを紹介】

就業不能保険は加入するメリットがある反面、デメリットもありますのでしっかりと特徴を把握しておきましょう。 ・受け取るまでに時間がかかる 長期間保険金を受けられる就業不能保険ですが、免責期間が長いというデメリットがあります。免責期間とは保険が適用されない期間で、多くの保険会社が就業不能保険の免責期間を6ヵ月以上に設定しています。 ・障害が軽度の場合、対象外になることが多い 就業不能保険商品の多くが、重度の障害を対象に保険金の支払いを行っています。 例えば、6ヵ月以上就業不能状態やがんなどで60日以上働くことができない状態が続き、高度障害と診断された場合にのみ補償が受けられるようになっています。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。就業不能状態になった際、サポートしてくれる保険について紹介しました。いざというときに助けてくれるものですので、入っておくと良いでしょう。最後までご覧いただきありがとうございました。