経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

就業不能状態と判定されなければ保険金は受け取れない

2019.06.20
分類:その他

はじめに

大きな病気を発病したり、ケガで体を動かすことができなかったりして生活に困る人はたくさんいます。どんなに元気な人でも、いつ病気やケガをするかはわかりません。 いざ働くことができなくなって収入が減り、困る前に就業不能保険に加入しておきましょう。保険に加入することによって、働くことが難しくなった人でも給付金を受け取ることができるので不安な気持ちになることはありません。 今回は就業不能保険の基本的なことと加入するメリットを紹介します。

給付金を受け取るには

就業不能保険は、働くことができなくなったときに給付金を受け取ることができる保険なのですが、就業不能状態であると判定してもらえなければ受け取ることができません。就業不能状態と判定してもらうためには、条件を満たす必要があります。 条件は主に2つあります。 ・入院している ・自宅で療養しており、仕事に従事することができない 他にも保険会社が決める基準があります。内容は保険会社によって異なりますので、契約時に確認しましょう。

どのような人が加入できるのか

就業不能保険に加入するためには、保険会社が定める加入条件を満たす必要があります。 就業不能保険は会社で働いて給料を受け取っている人や、自営業で収入を得ている人は加入できるのですが、アルバイトやパートで働いているなど、非正規雇用の人は保険会社によって加入できるかどうかの判断が異なっていますので注意が必要です。 また、加入できる年齢も会社によって違いがありますので、事前に確認しなければいけません。

就業不能保険にも免責期間がある

就業不能保険は、がん保険同様免責期間が存在する保険です。 がん保険の場合、90日間は保障対象外になるのですが、就業不能保険も就業不能状態と判定されてから60日間の免責期間があります。 もし、60日の免責期間の間に体調が回復し、就業不能状態から脱した人は保険金を受け取ることができませんので気をつけましょう。

就業不能保険に入るメリットを紹介!

就業不能保険は、加入するときに毎月いくら保険金を受け取るか決めます。 また、就業不能保険で受け取る保険金は介護保険料控除対象となります。(控除金額は最大4万円までです) 控除金額は就業不能保険とその他の介護保険料金を合わせた上での上限になります。

まとめ

就業不能保険の基本的なことや加入するメリットを紹介しました。 自分に何かあったとき自分や家族の生活を守ることができる就業不能保険に加入して何かあったときに備えましょう。