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骨折の症状は様々!部位別にみた症状と原因や対処法

2016.11.14
分類:その他

骨折と一言でいってもその症状は様々なものがあります。それぞれの症状を知っておくと早急に対処ができるのでぜひ覚えておきましょう。

【骨折の一般的な症状】


一般的な症状の1つとして痛みがあります。
骨折すると骨とその周囲は神経と血管が豊富なためその部位に痛みが生じます。
痛みにもズキズキするもの、ジンジンするものなど数種類ありますので自分の痛みがどのようなものか医師に適切な説明ができるようにしておくとよいでしょう。


この他にも変形や異常可動性があります。変形とは骨が曲がったり明らかに外見上折れているのがわかる状態の曲がり方をしています。
異常可動性は骨折したと思われる箇所を動かすと関節以外の場所で骨が動くことを言い特に長骨の完全骨折などで見られる症状です。
骨折した時に外部からの強い力によって内出血をする場合もあります。
また骨折後数時間すると患部が腫れてきます。これは主に内出血や炎症によるもので腫れが引くまでには数週間かかるケースもあります。

【肋骨骨折の症状】


肋骨は胸部に左右12本ずつの骨が内臓を覆うようにあり内臓を衝撃から守る役割をしています。
しかし1本1本はとても細く折れやすい為、体の中で足の次に骨折をしやすい箇所と言われます。
また肋骨は呼吸をしたり、咳やくしゃみをする度に動く為その度に痛みが発生します。
肋骨の弱い人は激しい咳やくしゃみをしただけで骨折する場合もあります。
肋骨を骨折している場合はゆっくりと、肋骨の可動が最小限になるように呼吸や咳をすることが望ましいのです。

【対処法】


骨折をした時の適切な対処法は「安静、冷却、圧迫、挙上」と言われています。
まず安静ですが、なるべく消炎鎮痛剤や湿布などで痛みを和らげ患部を三角巾やギプス、シーネなどで固定して安静にしておく事が大切です。
次に骨折後2~3日の急性期は氷や湿布などで患部を冷却し、慢性期になると温める方がよいと言われています。

そして腫れや内出血を防ぐ為に弾力性のある包帯やテーピングで骨折部位を圧迫しながら固定すると効果的です。
固定をしたら心臓よりも高い位置に挙上することで血液の循環がよくなり痛みが和らぎ骨折の完治が早まるのです。

【まとめ】


骨折の症状は様々で、見た目上問題がない場合でも内出血などをしていたり場合によっては命に関わるような深刻なケースもあります。
自己診断をせず、早めに対処をして医療機関を受診するようにしましょう。