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粉砕骨折とはどんな状態?治療法と後遺症について知っておこう

2016.12.03
分類:その他

骨折はその状態や亀裂の入り方によって様々な種類に分類されます。例えば、横から亀裂が入った場合は横骨折、斜めなら斜骨折、亀裂が複数個所入って骨が細かく粉砕されている場合は粉砕骨折とよばれています。粉砕骨折は症状も重く、後遺症が残るケースもありますので注意が必要です。

【粉砕骨折の原因と治療法】


粉砕骨折が起きる主な原因としては激しい運動や事故により外部から大きな衝撃が加わる事で起こります。
また骨密度が低下して骨粗しょう症になっている高齢者や閉経後の女性にも多く見られる骨折です。

粉砕骨折の治療法は保存療法を用いるのが一般的でまず骨の位置を整復で修正しギプス固定して、自然に治癒するのを待ちます。粉砕骨折は通常の骨折よりも多くの骨が細かく粉砕しているため、治療には長い時間を要します。

亀裂が多い、部分的に骨の剥離が起きている、完全骨折が起きているケースなどでは骨折箇所を正常な位置に戻しつなぎ合わせる手術が数回に分けて行われます。

【粉砕骨折の後遺症】


骨が粉々に砕ける粉砕骨折をした場合後遺症が残るケースが多くあります。粉砕骨折の主な後遺症には骨折部位の痛み、腫れ、骨の変形、感覚の鈍り、周辺関節の可動域が狭まるなどの症状があります。

更に深刻なケースでは損傷部位の筋肉が炎症化し重大な障害が残るコンパートメント症候群や、肺の血管が詰まる事で起きる肺塞栓症などがあります。特にこの肺塞栓症が起こると生命にかかわる危険もある非常に怖い骨折と言えます。

【粉砕骨折のリハビリ】


粉砕骨折をした場合普通の骨折よりも完治するまでに多くの期間を要し、リハビリも通常の骨折よりも長く2~3か月以上かかると言われています。粉砕骨折をした場合、ギプス固定をしなくてはならず筋肉が固まってしまいそれをほぐす為のリハビリを行います。

ギプス固定をしている期間が長く、リハビリも大変になりますがリハビリをする事で回復も早くなる事を覚えておきましょう。
また針灸治療を行ってからリハビリを開始すると治りも早くなると言われています。

【まとめ】


粉砕骨折をしてしまったら長期間の治療とリハビリが必要になり患者自身は勿論ですが家族や周りの人の負担も大きくなります。入院や治療が長期間になると家計の負担も大きくなるでしょう。
特に高齢者は長期間治療を続けることで、寝たきりになり認知症を発症するリスクもあります。

日頃から骨粗しょう症の予防に努め、毎日の食生活にではカルシウムを多く含む乳製品や小魚などを積極的に摂取するように心がけ粉砕骨折の予防をしましょう。