
建設工事業におけるマスクは、たとえば現場で舞う粉塵などの粒子状の物質から、作業者の呼吸器や健康を守るに着用します。
これらの粒子状物質を吸い込まないためにするマスクが防塵マスクですが、他にも感染症対策を目的として着用するケースもあります。
そこで、建設工事業におけるマスク着用の目的や、その必要性と注意点を解説します。
防塵マスクとは、作業現場などで発生する細かい粒子状物質を吸い込まないための呼吸用保護具です。
建設現場では、木材を削ったときのカスや、コンクリートまたは金属研磨による粉塵などが発生するため、吸い込まないように注意しましょう。
仮に粉塵を吸い込んでしまうと、じん肺などの疾患を患う恐れもあります。
ただし、防塵マスクには、使い捨て式とフィルター交換式があり、捕集効率で区分されているため確認しましょう。
吸い込みを防ぎたい粉塵の種類・濃度・作業環境などの考慮のもと、適切な種類を選ぶことが必要です。
マスクは隙間を発生させないように顔に密着させて着用してください。
建設工事現場では、粉塵を吸い込まないため予防策以外にも、感染予防対策としてマスクを着用します。
マスクを着用せずに近距離で会話をすれば、飛沫感染やマイクロ飛沫感染で感染リスクが高まります。
近距離で会話をする場合には、お互いにマスクを着用しておくことで感染を予防できます。
マスク越しであれば、感染者とのすれ違いや近距離での短期間の会話程度では感染しません。
こまめにうがいや手洗いをすることで、感染リスクは下げられるため、マスクだけに頼らず徹底して行いましょう。
建設工事業におけるマスク着用の注意点として、以下が挙げられます。
・適切な種類を選ぶ…防塵マスク・感染症対策マスクなどの種類から、状況に応じたマスクを選ぶ
・正しい着用方法を守る…隙間がないように密着させるなど、正しい着用方法を守る
・季節に応じた使い分けをする…夏の猛暑の時期は熱中症に配慮しつつ、マスクを外すことも検討する
・定期的に交換する…汚れたら交換して清潔を保つ
気温の高いは、マスクを着用することで熱中症リスクを高めてしまいます。
そのため、建設現場でもマスク着用に関しては十分に注意しましょう。
屋外で人と2メートル以上の距離を保てるのなら適宜マスクを外し、休憩時間なども周囲と距離を取れるのなら、着用せずに過ごすことが大切です。