
最近ではフェンスのない家が少しずつ増えてきましたが、オープン外構の建設がなぜ人気になっているのでしょう。
実際、フェンスがなければ境界を明確にできなかったり不法侵入のリスクが高まったりと、不安が大きいと感じてしまうものですがフェンスなしの建設にもメリットはあります。
そこで、外構フェンスのないオープン外構の建設について、人気の理由をご紹介します。
これまでは、敷地の周囲を目隠し塀で囲って敷地を見えない状態にすることが一般的でした。しかし最近では、あえて外構フェンスを設けないオープン外構が人気です。
アメリカの住宅地などでも、中流階級以上の方たちが住んでいる場所は比較的治安もよく、オープン外構が主流となっています。
特にアメリカは敷地が広く余裕があるため、わざわざフェンスで囲わなくても外からの視線が気にならないからです。むしろフェンスがないほうが安全と考えられています。
フェンスをあえて設けないオープン外構は、狭小宅地などにメリットがあります。たとえば敷地が狭いのにコンクリートブロックなどの塀で囲んでしまうとさらに狭く感じてしまうものですし、コンクリートブロックの厚みで敷地をさらに狭くしてしまいます。
自家用車がある場合には、車の出し入れにも苦労するものですが、フェンスのないオープン外構であれば敷地を広く取ることができ車を出し入れもスムーズです。
フェンスや塀のない状態は、敷地の境界線を示すことができなくなると考えてしまうものでしょう。
ただ、塀の有無に関係なくコンクリートや金属製の敷地境界標を使って、敷地境界を明示することも多くなっています。
建築基準法の完了検査では、敷地境界フェンスが施工されていない場合でも検査済証は交付されます。ただ敷地境界標が設置されていなければ検査済証が交付されないことはあるため、敷地境界標で明示すれば外構フェンスがなくても特に問題はないということになります。
近所とも交流の機会を増やすため、地域コミュニケーションのも有効です。ガーデニングなどが好きな方も、草花を周囲に披露しやすいため励みになるでしょうし、そもそもフェンスを設置する予算を抑えることが可能です。
ただし隣人がよい方とは限らず、勝手に敷地内に所有物を置いたり敷地に侵入したりといったリスクが高まります。さらに境界線を巡るトラブルが起きないともいえないため、気になる場合にはフェンスや柵を設けておいたほうが安心です。