
福祉事業者と町医者(かかりつけ医)は、地域包括ケアシステムの中核として重要で欠かせないパートナーシップの関係にあります。
住み慣れた地域で安心して生活を続けることのできる人が増えるように、福祉と医療が切れ目のないサービスを提供することが必要です。
福祉事業者と町医者が連携を強化はその一歩であり、地域社会全体の福祉・医療の水準を引き上げ、超高齢社会を支えられる環境をつくることにつながります。
そこで、福祉事業者と町医者(かかりつけ医)の関係や、連携する重要性を解説します。
福祉事業者と町医者が連携することは、以下の4つにより重要と考えられます。
・医療的なバックアップ確保が必要
・健康状態の把握が必要
・適切な医療ケアが必要
・質の高いサービス提供が必要
福祉事業者と町医者が連携することは、医療的なサービスの質と安全性を保証する上で重要といえます。
福祉事業者と町医者が連携することは、利用者の日常的な健康状態の把握だけでなく、体調不良や緊急時の対応においても不可欠といえます。
相談や往診依頼ができる体制を整備しておくことで、利用者の安全を守りやすくなります。
福祉事業者と町医者が連携することは、適切な医療ケアにおいて必要です。
医師の具体的な指示に基づいたインスリン注射・褥瘡処置・在宅酸素管理などの医療ケアを、福祉施設の看護師などが適切に行うための指示書作成や情報提供の円滑化においても欠かせません。
福祉事業者と町医者が連携することは、質の高いサービス提供において必要です。
利用者の疾患・病状・服薬などを町医者と共有すれば、ケアプランや個別支援計画を立てるときに医療的視点も取り入れられます。
福祉事業者と連携する町医者のメリットは以下の3つです。
・患者の生活状況を知ることができる
・医療方針を実践的に支援できる
・地域包括的に役割を遂行できる
患者の生活状況は、診察室だけでは判断できません。
また、日中の活動量や食事の様子、家族の介護負担など、町医者には見えない情報を、福祉事業者から提供してもらうことで詳細に把握できます。
それにより、病状だけでなく、日常を見据えた医療判断につなげることができるでしょう。
福祉事業所なら、医師の出した生活指導や服薬管理などを徹底しやすいため、治療効果を維持・向上させられます。
地域医療の中核として、ケアマネジャー・訪問看護・訪問ヘルパーなどの多職種と町医者が連携すれば、地域包括ケアシステムの一員として役割を確実に遂行できます。