
介護用品とは、高齢者や障がいを抱える方などの生活の補助や、介護者の負担を軽減する目的で開発された製品です。
利用者の自立と快適な暮らしの実現に向けて、日常生活において介護を必要とする方の支えとなります。
そこで、介護用品とはどのような製品があるのか、目的や種類、選び方などを簡単に紹介します。
介護用品の目的は、利用者の自立支援と、介護者の負担を軽減することです。
残された能力で生活を送りたい利用者の思いを実現するための用品であり、自立して生活を送るためのサポート用具といえます。
たとえば、歩くことが困難な方が歩行補助具を使うことで、転倒するリスクを軽減できます。
排泄補助具を使用すれば、人の手を借りなくても一人でトイレに行き、排せつも可能です。
介護を担当する介護者も、移乗用リフトやスライディングシートなどを使えば、無理な姿勢でのケアで起こりがちな腰痛を防ぐこともできます。
介護される側とする側のどちらも安心してケアができるように作られたのが介護用品といえます。
介護用品は、大きく次の4種類に分けることができます。
・移動・移乗
・排泄
・入浴
・食事・日常生活
移動・移乗の介護用品は、たとえば車いす・歩行器などが挙げられます。
排泄の介護用品には、ポータブルトイレ・尿器・おむつなどがあります。
入浴の介護用品は、入浴用いす・浴槽手すり・シャワーチェアなどです。
食事・日常生活の介護用品は、自助具(軽量スプーン・滑り止め食器)や衣服着脱をサポートする補助具などが該当します。
介護用品は、利用者の生活環境や身体状況に合ったタイプを選びましょう。
介護福祉士や福祉用具専門相談員などに相談すれば、福祉用具貸与制度を通じて最適な商品を提案してくれます。
種類が多いため、十分に情報を得られないまま、使いにくい製品を選ばないように注意が必要です。
価格帯や管理方法などに障壁を感じると、使いにくさを感じて利用の妨げになる場合もあるため、正しい知識の上でアドバイスをくれる専門家を頼りましょう。
介護用品は、従来までの商品と異なり、センサー搭載の見守り機器やAI活用の排泄予測システムなど、様々な最新技術が使われるようになりました。
歩行支援なども、ロボットスーツなどが実用化されつつあります、
デザイン性や快適性に配慮した商品も増えているため、使いたいと感じさせる工夫なども今後より施されるでしょう。