
運送会社では、顧客や社会からの期待に応えるために、戦略的な設備投資が欠かせません。
単に荷物を運ぶトラックだけではなく、業務効率化のためにIT設備や最新鋭機器なども導入するべきといえます。
設備投資は運送会社の経営品質向上に欠かせないことといえますが、実際何を導入すればよいのでしょう。
そこで、運送会社に必要な設備について、安全性・効率性・持続可能性を満たす戦略を解説します。
運送会社に必要な設備として、絶対に欠かせないのが車両であり、トラックです。
輸送する荷物の種類・量・距離に応じて、軽バン・2トントラック・4トントラック・大型トレーラー・冷凍車・冷蔵車などの種類から選びます。
近年では、CO2削減対策を進める上で、従来までのディーゼル車からハイブリット車やEV車(電気自動車)へシフトする傾向が高くなりました。
また、衝突被害軽減ブレーキ・車線逸脱警報装置・ふらつき警報などの先進安全装置を備えた先進安全自動車(ASV)などの導入で、ドライバーの安全確保や交通事故による信頼失墜リスク低減なども進んでいます。
現代、運送会社でも、IT設備の導入が進んでいます。
運送業界は、従来まではアナログなイメージが強かったといえます。
近年ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、IT設備導入で競合との差別化を図るケースも増えました。
その他、リアルタイムで車両位置を把握し、最適な配送ルートを提案する運行管理システム (TMS)なども採用が進み、業務も効率化されています。
運行状況を正確に記録するデジタルタコグラフやドライブレコーダーも、万一、交通事故が起こったときの状況証拠として有効です。
運送と物流が連携し、ピッキング作業の効率化や在庫管理を効率的に行えるWMS(倉庫管理システム)なども、仕事の見える化を促進してデータに基づいた経営判断を可能にする上で役立ちます。
運送会社では、物流ネットワークの効率的な中継点として、倉庫やターミナルなどの物流施設の設備も重要です。
深刻な人手不足を解消するために、ピッキングロボットや無人搬送車のマテリアルハンドリング機器の導入も進み、現場の自動化・省人化への取り組みも増えています。
また、入荷から出荷まで効率的に行えるプラットフォームの構築や、仕分けを迅速にできる自動仕分け機なども、通過型物流において今後不可欠になるでしょう。