
運送業の工場稼働率とは、トラックやその他輸送設備などが、利用できる時間で実際に働いている時間の割合です。
物流やコストの効率化を評価する上で、重要な指標となるのが工場稼働率といえるでしょう。
工場稼働率が高ければ、設備や人員が効率的に活用されていることを意味しますが、低いときには改善するべきといえます。
そこで、工場稼働率について、運送会社の生産性を高める方法を簡単に紹介します。
稼働率とは、設備の稼働割合のことです。
たとえば、物流業界における稼働率とは、主にトラック稼働率を指していることが多いといえます。
稼働率を計算することにより、一定期間におけるトラックの稼働時間の割合を確認できます。
宿泊を伴う稼働に関しては、宿泊で止まっている時間は除いて計算することが必要です。
稼働率が高い場合、設備を十分活用できていることを示します。
うまく稼働率を上げる工夫をすれば、コスト効率の向上につなげられるでしょう。
運送業における稼働率は、以下の計算式で算出できます。
稼働率(%)=(実際の稼働時間/利用できる総時間)×100
たとえば、トラックが1日で8時間利用でき、実際に6時間稼働していたときの稼働率は以下のとおりです。
稼働率75%=(6/8)×100
稼働率が低い場合は、車両保有台数や運行計画を見直しましょう。
燃料費や人件費などのコストを削減できる場合もあります。
また、稼働率が低い原因を分析することで、配送ルート最適化や積載効率向上などの対策を検討でき、業務効率化を実現しやすくなるでしょう。
なお、稼働率に似た言葉として挙げられるのが可動率であり、設備の総運転時間に対して正常運転した時間の割合のことです。
設備の運転効率を確認する上で、製造現場などで指標として使われています。
トラック輸送の生産性を高めるためには、KPIを設定し、目標達成を目指すことが必要といえます。
KPIの設定において、稼働率と併せて確認しておきたい指標は次の3つです。
・実車率(トラックが走った距離の中で荷物を載せていた距離の割合)
・空車率(トラックが走った距離の中で荷物を載せていなかった距離の割合)
・積載率(トラックの積載重量に対する実際に載せた荷物の割合)
実車率・空車率・積載率・稼働率の4つの指標を把握しつつ、KPIを設定して改善を目指っしましょう。
それにより、生産性向上や人手不足解消などにつなげることができます。