介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

24時間いつでも介護サービスを利用できる訪問介護とは?

2020.02.08
分類:その他

介護を必要とする方にとって、日中だけでなく夜間もサポートして欲しいと思うものですが、そのようなニーズにこたえることが可能なのが「24時間訪問介護」です。

在宅でこれまでどおり生活することができるように、昼間だけでなく昼夜問わずに24時間体制で支援してもらえるので、早朝や夜間の介護サービスも利用できることが大きなメリットといえます。

離職介護者の問題を解決できるきっかけに?

親の介護が必要となり、仕事を辞めなければならなくなったという方も少なくありませんし、今後、同じく離職介護者となる予備軍の方も存在します。

このような問題に対応するために導入されたのが24時間訪問介護のサービスで、介護士がマメに自宅を訪問しケアを行ってくれます。

 

24時間訪問介護の特徴

24時間訪問介護は、正式には「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」という名称で、介護は必要だけれど自宅で過ごしたいという方や、面倒を見てくれる家族が近くにいないことで不安を抱える方にとって心強いサービスとなっています。

訪問介護と訪問看護が連携して、要介護レベルの高い方や認知症の方などに、医療的ケアを必要とする方でも安心して自宅で生活し続けることができるよう、24時間365日サポートし続けるというものです。

有料老人ホームなどに入所していれば24時間体制でサポートしてもらうことは可能ですが、しかし月額の利用料負担が追い付かず、安く利用できる施設を探しても待機者が多く入所できないという場合もあるかもしれません。

このような場合でも、自宅にいたまま生活を続けることができますし、経験豊富な介護スタッフが担当するエリアを車で巡回し、必要な時に必要な介護サービスを利用できます。

1日何度でも利用可能

通常の訪問介護では、11度、決まった時間に訪問してもらうといった形ですが、24時間訪問介護の場合は、緊急時や早朝や深夜は関係なくスタッフと連絡が取れることも特徴で、日に何度でも利用することができます。

もちろん、利用状況や身体状況などもスタッフ同士で共有されるので、1日に複数のヘルパーが入れ替わっても安心です。

 

24時間の連絡体制で在宅介護を支えてくれる

24時間訪問介護なら1日に複数回の利用することもできますし、必要なサービスを必要な時間帯にあわせて利用することも可能です。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所には、一体型と連携型という2つの種類があり、どちらの場合でも必要ない場合には訪問看護を利用する必要はありません。

一体型では訪問介護と訪問看護を同じ事業所が提供し、連携型は訪問介護と訪問看護を別々の事業所が行う形となります。

いずれの場合も、利用する方の生活に合わせた定期的な訪問、緊急時の対応などを利用でき、利用頻度が多い方でも一定料金でサービスを受けることができることもメリットです。