
建設工事業における二次被害とは、自然災害などで発生した一次被害が原因で被害が拡大することです。
災害復旧工事などの場合、二次被害を防ぐ対策が重要といえます。
大規模な地震や豪雨などの自然災害後に起こる二次被害では、多くの人の生命を脅かす大事故につながるおそれもあるため、より注意が必要です。
そこで、建設工事業の二次被害について、発生しやすい埋設管の破損・不具合や、地盤沈下による家の傾きを解説します。
台風・豪雨・地震などの自然災害は、ある程度の予測はできても発生を阻むことはできません。
そのため、自然災害の建設被害は、できるだけ最小限に抑えることと、被災後の二次被害を防ぐことが重要となります。
建設での自然災害の二次被害とは、発生した自然災害による一次被害を原因として起こる連鎖的な被害です。
地震で建物が倒壊後に発生する火災や、豪雨で緩んだ地盤が起こす土砂災害などが二次被害に該当します。
一次被害から時間をおいて二次被害につながることもあるため、適切に対策を行い被害を最小限に抑えることが必要です。
地震発生時には、埋まっているガス管や上下水道管、浄化槽などに破損があるのか確認できないケースもあります。
当初は特に問題なくガスや水道が使えていたのに、損傷が拡大すると同時に後で不具合として発生する場合もあるといえます。
上下水管や浄化槽から水漏れが起これば、地盤も更に弱くなってしまうでしょう。
地震が起こった数か月後に高額の水道料金が請求されてしまい、水道管破損に気がつくケースもあるようです。
地盤沈下による家の傾きで、雨どいなどによる排水の勾配がとれず、雨漏りや水漏れにつながるケースも見られます。
この場合、症状はすぐに出ないものの、壁や屋根などが限界に達したときに症状があらわれます。
家の傾きを修正することが必要ですが、先に勾配を取り直すと、傾き修正工事後に再度の勾配修正が必要になるため注意してください。
地盤沈下で家が傾いた場合や、傾きは軽度でも家が全体的に沈下したケースなどは、洪水や床下浸水などの被害を受けています。
家からの排水管が道路の側溝の排水路より低ければ、水はけが悪化して大雨の際に雨水が流れ込んでくる恐れもあるため注意しましょう。