
運送と貿易は、どちらも国際的取引に関連する言葉です。
しかし、運送はモノをある場所から別の場所へと移動させる行為であり、トラック・船・飛行機などの輸送手段を使ったモノの移動を指すことが多いといえます。
もう一方の貿易は、国と国との間で行う商品やサービスの売買取引を指しています。
国際物流は、貿易で生じる商品の流れを管理する業務全般であり、運送はその国際物流の一部を担う役割を果たします。
そこで、運送と貿易の関係について、物流や国際物流との違いを簡単に紹介します。
貿易と物流は、どちらも国際取引に関連する言葉です。
まず、貿易とは、商品やサービスの売買契約や取引全体を指します。
そのため、商談・交渉・決済などを含んだ意味の言葉です。
対する物流とは、貿易が成立した後の商品を運ぶ物理的な流れを指しています。
以上により、貿易と物流の違いをまとめると、以下となります。
・貿易…国際的な商品やサービスの売買取引であり、売買契約・価格交渉・決済方法・取引条件などの商取引におけるプロセスのこと
・物流…商品を運ぶ物理的な流れであり、輸送・保管・荷役・包装・流通加工・情報処理などのモノの移動に関する活動のこと
運送はモノを移動させる行為である、貿易は国と国との間での取引です。
国際物流は、貿易による商品の流れを管理する業務全体であるため、運送は国際物流の一部であるといえるでしょう。
以下の3つについて、それぞれ説明します。
・運送
・貿易
・国際物流
運送は、モノをある場所から別の場所まで移動させることです。
輸送手段は、トラック・船・飛行機などいろいろあります。
輸出入される商品を、港から倉庫まで運ぶことや、工場から港へ運ぶ場合に使う言葉です。
貿易とは、国と国との間で、商品やサービスを売り買いする取引です。
輸出と輸入を含みますが、契約・決済・通関手続などの段階における取引を含みます。
日本から海外への自動車の輸出や、電子部品の輸入などが貿易の例として挙げられます。
国際物流は、貿易による商品の流れを管理するすべての業務です。
該当する業務は、輸出入の手続・通関・保管・輸送などを含みます。
円滑に貿易を進めるために欠かせない要素といえますが、先に説明した運送は国際物流の一部を担う役割を果たすといえます。