運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送会社とケーブルの関係とは?インフラによる依存と課題を簡単に紹介

2026.01.03
分類:その他

運送会社とケーブルの関係は、主に以下の2つで成り立ちます。 

・運送会社がケーブルをインフラとして利用する

・運送会社がケーブル製品の物流を担う 

どちらも社会の物流とインフラを支える上で欠かせないことといえますが、運送会社とケーブルの関係について、インフラによる依存と課題を簡単に紹介します。

運送会社のケーブル利用の事例

 運送業では、円滑な運営を進めるために電線やケーブルなどのインフラに依存しています。 

たとえば、社内ネットワーク・GPS・運行管理システム・顧客との連絡における情報通信の利用は、ケーブルに支えられているといえます。 

安全で効率的な輸送スケジュールの策定や、貨物のリアルタイム追跡においても、通信インフラは欠かせません。 

営業所や物流拠点でも照明・空調・各種機器の稼働において電力を必要とします。 

そして、これらもケーブルを通じて供給される仕組みです。 

自動倉庫システム・コンベア・トラックスケールなどの物流拠点の大型設備も、電力供給や制御するために多数の産業用ケーブルを使っています。 

 

運送会社におけるケーブル製品輸送の注意点 

運送会社は、メーカーや販売代理店から依頼を受けることで、ケーブル製品の輸送も行います。 

電線やケーブルは、製品の特性上、ドラム巻きや長尺物のものなども多いといえます。 

そのため、輸送中の傷やねじれなどを防ぐために、適切な保護や固定などの一般的な貨物と異なる扱いや梱包が必要です。 

また、建設やインフラプロジェクトで使う大型ケーブルの場合、重量物として扱われるため、重量物や特殊貨物の輸送に特化した車両の使用やノウハウのある運送会社が担当します。 

なお、建設工事現場や工場などでは、ジャストインタイムで供給されることが必要です。 

メーカーの生産計画と納期を調整しつつ、効率的な配送を実現させなければなりません。

  

運送会社のケーブル輸送における課題 

運送会社とケーブルは、互いの産業の基盤を支え合う密接な関係にあるといえます。 

これまで運送業は、現場の人手不足や労働環境規制強化における対応で、ケーブル輸送にも影響を及ぼしました。 

業務の効率化が求められる中、トラック輸送に頼らない鉄道輸送や内航船などのモーダルシフト活用も検討されたものの、柔軟性やリードタイムでの課題が残ったままです。 

今後は、デジタル技術活用による配送管理の高度化と、環境負荷低減への取り組みを進めることで、運送会社とケーブル業界の問題に対応することができるでしょう。