介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

介護事業者が注意しておきたい介護施設の口コミと評価とその活用方法

2022.09.12
分類:経営

専門性が高く、経験やスキルが求められる業務も多い介護の仕事ですが、初心者からスタートすることができるメリットもあります。

しかし介護施設は現在、深刻な人手不足に悩まされており、人材の獲得が急務とされていますが、施設の評判を落とすことがあれば求人募集をかけても人は集まりません。

そこで注意しておきたいのが、インターネットに掲載される介護施設の口コミや評価です。

ただ、情報収集によってさまざまな口コミを確認することにより、施設で改善させなければならない部分を知ることもできます。

そこで、介護事業者が注意しておきたいインターネットに掲載される介護施設の口コミと評価と、その活用方法について説明していきます。

インターネット上の口コミが事業所存続の命取りになることもある

介護の仕事は、高齢者の尊厳を守りつつ、自分の力で生活できるように自立を助けることといえます。

そのためどのような介護サービスを提供するかは、利用者が何を求めているかによって異なるといえますが、利用者ごとに異なるサービス提供のためにも豊富な介護に関する知識や適切な情報選択が必要です。

インターネットが普及している今なら、簡単に情報を収集できると考えてしまうものですが、氾濫する情報から正しい内容を選ぶことは容易ではありません。

さらに介護に関する情報は日々更新されているため、常に新しい情報を収集し業務に活かしていくことが必要です。

その1つが口コミによる情報といえますが、この中に記載された内容で風評被害を受けることになれば、事業を継続することも難しくなる可能性があります。

悪い口コミを早期に発見したときには、改善できることはないか今のサービスなどを見直すことで、サービスの質向上につなげることができるでしょう。

 

他の事業所の口コミも参考に改善点を見つけることが大切

他の事業所がすでに行っている取り組みなどを参考にすることや、法改正や介護・医療業界全体の動向など、新しい情報は常に収集するようにしましょう。

そして他の事業所の口コミなども参考にし、たとえば良い口コミなら取り入れることができないか検討します。

悪い口コミについても、他事業所同様のことが自社でも起きていないか確認し、改善できることがあれば早めに対応しましょう。

 

施設利用者のトラブル解決にもつながる

また、施設利用者のトラブルはさまざまな原因が複雑に絡み合い起きることが多いため、利用者本人と周囲から情報を収集することも必要です。