法人保険ラボ

キャリアアップとは

 「キャリアアップ」とは、専門的な知識や技術を身に付けることで能力を向上させ、経験を高めることです。

 介護業界でキャリアアップを目指すのであれば、新たな資格取得や今よりも高度な資格取得を目指すこと、管理職などの役職を目指すことなどと考えられます。

 介護現場の仕事には、資格を必要とする専門職と資格がなくてもできる仕事がありますが、キャリアアップを目指すのなら資格取得を目指し、仕事の幅を広げましょう。

 中でも介護業界唯一の国家資格である介護福祉士の資格はキャリアアップを目指す方に最適です。

介護業界未経験者のキャリアアップ方法

 介護現場には、資格を取得していなくてもできる仕事もあるものの、たとえ未経験で始めたとしてもいずれは資格を必要とする仕事ができる状態を目指すことが求められます。

 まだ何の資格も取得していないのなら、まずは資格取得を目指すことで、仕事に対するモチベーションも変わってくることでしょう。

 介護現場で働いた経験のない方がキャリアアップを目指すのなら、次の順番に資格取得を検討しましょう。

 ①介護職員初任者研修を取得する

②介護福祉士実務者研修を取得する

③介護福祉士を取得する

 それぞれ説明していきます。

①介護職員初任者研修を取得する

 「介護職員初任者研修」とは、未経験で介護職を始めた方が目指したい資格であり、「ヘルパー2級」から名称が変更された資格です。

 介護の知識や技術を習得する一歩といえる資格のため、目指しやすいことが特徴といえます。

②介護福祉士実務者研修を取得する

 「介護福祉士実務者研修」は、介護職員初任者研修の応用資格であり、幅広い介護分野の知識や技術習得が求められます。

 従来のヘルパー1級と介護職員基礎研修が一本化された資格であり、介護福祉士資格取得を目指すなら取得しておきたい資格といえます。

 ③介護福祉士を取得する

 介護福祉士は介護業界での唯一の国家資格であり、ケアワーカーと呼ばれることもあります。

 介護福祉士を取得していれば、介護分野の専門的知識があることを証明でき、仕事の幅も広がります。