デイサービスとは通所介護の通称名であり、自宅で生活する方が日帰りで施設に通って利用する介護サービスのことです。
提供されるサービスは、食事や入浴以外にもレクリエーションなどが含まれます。
入所や宿泊ではなく、あくまでも通いで介護サービスを利用することになりますが、そのデイサービスについて、提供されるサービスやデイケアとの違いを解説していきます。
「デイサービス」とは、介護を必要とする方が自宅で従来までと変わらずに生活を送り続けるため、施設に通って利用できる介護サービスです。
要介護状態の高齢者が、デイサービスセンターに通って、入浴・排せつ・食事などの介護や、機能訓練を日帰りで受けることができます。
自宅から施設まで通う際には、送迎サービスも利用できるたえ、公共機関を使って通うことができない場合でも安心です。
デイサービスは利用者が自宅で自立した生活を送ることができるように、食事や入浴などのサービスが提供されます。
対するデイケアは、身体機能や認知機能を改善することや、リハビリや医療的ケアなどのサービスが主となります。
デイサービスとデイケアのどちらを選ぶべきか悩むときには、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談するとよいでしょう。
デイサービスでは主に次の4つのサービスが提供されます。
・機能訓練
・食事
・入浴
・レクリエーション
機能訓練とは、利用者の日常生活上の動作や、活動の改善・維持を目的として、日常生活につながることを狙いとして実施する訓練です。
栄養摂取だけでなく、自己決定や自立を促すなどの役割として食事も提供されます。
他の利用者やスタッフとの楽しい時間を共有する機会ともされています。
自力で入浴できない方に対し、介護スタッフが入浴サポートを行います。
立ち上がり困難な方や麻痺がある方でも、特殊浴槽を使って介助するため、本人の負担は抑えて快適にお湯につかることが可能です。
利用者同士が交流する機会として「レクリエーション」も行われています。
身体や頭を使うゲーム・脳トレ・カラオケ・演劇鑑賞など種類は様々で、楽しむだけでなく機能訓練を目的とした内容のもの実施されています。