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福祉業界でキャリアアップを目指すなら取得しておきたい資格

2019.12.05
分類:その他
福祉業界で働き、生活を成り立たせていこうと考える方には、収入を安定させようとキャリアアップを計画している方もいることでしょう。 生きいていく上ためにはお金が必要ですが、福祉業界は労働よりも賃金が安いと思われがちなため、収入をアップさせるためにもキャリアアップは重要です。 そこで、福祉業界でキャリアアップを目指すために必要な資格をご説明します。

資格を保有していれば働き先はすぐに見つかる

介護業界は転職者も多いので、資格を保有していれば働き先を見つけやすいことも特徴です。そして人手不足が慢性的な状態のため雇用が安定している業界の1つであるともいえるでしょう。 その介護士の中で唯一の国家資格である介護福祉士であり、初任者研修という基礎的な資格から始まり、いずれは介護福祉士を取得するという流れとなっています。 そして介護福祉士からケアマネジャー、サービス管理者などさらにステップアップすることもできるでしょう。

働きながらでも資格取得は可能!

もしこれから福祉業界デビューするという方の場合、無資格で介護施設で働きながら介護福祉士などの国家資格を目指すという形になるでしょう。 働きながら資格取得を目指すことで、普段仕事として行っていることと資格に向けた勉強の内容で合致する部分が多く、学習内容を理解しやすいことがメリットです。また、専門の学校などに通い資格取得を目指すよりも費用面で負担がかかりません。 ただ、実務経験が最低でも3年以上必要なので、最短でも3年はかかることを理解しておきましょう。

学校に通って資格取得を目指すなら

もし早く介護福祉士の資格を取得したい場合には、養成施設を経て取得を目指すことです。養成施設を経る場合には、最短1年で取得することができます。 福祉系高校や福祉系特例高等学校を卒業しても資格取得を目指すことが可能です。 ただ、いずれにしても学校に通うための費用や時間が必要ですので、その点は理解しておきましょう。

資格取得でスタッフもモチベーションも向上させることができる

旧ホームヘルパー2級である介護職員初任者研修の資格と比べた時、介護福祉士は資格手当が付くことが多いようです。 デイサービスなどは介護福祉士がスタッフに多いと、サービス提供体制加算などもあるので給与待遇が有利になることもあります。 スタッフも資格取得に向けてやりがいを感じられるでしょうし、実際に取得できればモチベーション向上にも繋がります。給与という形で貢献することが可能になれば、さらに福祉業界で働きたいという方を増やすこともできるかもしれません。