建設業界の人材不足は、安全で豊かな国民生活を揺るがしてしまうリスクを高めますが、広報活動により積極的なアピールが不可欠です。
そこで、具体的にどのような方法でアピールすればよいのかご説明します。
ツイッターを立ち上げ、建設現場で行う作業の様子を投稿するといった方法もあります。
たとえば積雪の多いエリアなどは、除雪作業の様子を投稿するといった方法も考えられるでしょう。
積雪でどこが通行止めになっているか、孤立してしまった集落の除雪作業はどの程度まで進んでいるのかなど、多くの方が関心のあることです。
そこで、ツイッターに投稿する情報として、市町村や県道の名称、周辺地域が確認できるキーワードなどを盛り込むようにすると、多くの方の目に触れることになります。
災害対応状況などを可能な限り発信すれば、建設業の意義や必要性を知ってもらえます。
・社会資本の基盤整備
・地震や台風などの復旧対応
・インフラ維持・管理
などを通じ、人々が快適に生活できるように支えている建設業ですが、その役割を多くの方に理解してもらいイメージアップを図ることが大切です。
たとえば台風による土砂災害では、ブルドーザや油圧ショベルなどの建設機械の他、土のう袋やブルーシートなどで復旧作業を行います。
このような自然災害が発生したときの地域貢献活動を多くの方に知ってもらうためには、イベントや行政主催の防災展、パネル展示やパンフレットの配布などを活用するとよいでしょう。
将来を担う若い世代の確保・育成が喫緊の課題である建設業ですが、自社のホームページへと誘導できる工夫をすることで、ホームぺージで紹介している建設業の魅力を理解してもらいやすくなります。
誘導する方法としては、たとえばツイッターなどのSNSも活用できますし、鉄道の駅や鉄道・バスの車内広告なども広報活動として有効です。
ホームページでは建設企業で働く若手や中堅技術者のコメントやインタビュー記事を掲載し、どのような仕事をしているのか、建設業の魅力ややりがいについて紹介しましょう。
多くの方たちに建設業の魅力ややりがいについて広く知ってもらうことで、若い世代にも働いてみたいという気持ちや、目指してみようという意欲が芽生える可能性があります。