建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

建設業が行う建設工事現場のコロナ対策で求められること

2022.07.05
分類:リスク

国土交通省では建設業に対し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、コロナ対策の指針となる「建設業における新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドライン」を示しています。

そこで、建設工事現場のコロナ対策として、具体的にどのようなことを実践していけばよいのかガイドラインを参考に説明していきます。

コロナ対策として感染防止するために求められる取り組み

コロナ対策として、建設事業者は建設現場の立地や工事内容などを踏まえた上で、建設現場やオフィスなどの移動する経路・立寄先・通勤経路を含む周辺地域で感染防止する努力が求められます。

クラスター感染を発生させるリスクの高い状況回避のためにも、建設事業者と従業員のそれぞれが職場内外での感染防止行動を徹底し、建設現場やオフィスなどの実態に即した対策に取り組んでいくことが必要です。

建設事業者は新型コロナウイルス感染拡大を防止させるための方針を定め、従業員すべてに周知させるとともに、従業員も一人ひとりの行動変容を心がけていくことが必要となります。

具体的には、

①労働衛生管理体制の再確認

②換気の徹底等の作業環境管理

③職場の実態に応じた作業管理

④手洗いの励行など感染予防に関する基本的な知識も含めた労働衛生教育

⑤日々の体調管理等も含めた健康管理

に留意して取組を実施していきましょう。

この中でも密状態を作りやすい建築工事現場やオフィスについて、感染防止対策徹底に注意することが求められます。

 

建設業が講じる必要のある具体的なコロナ対策

建設業が講じていく必要のなるコロナ対策として、主に次のような取り組みが挙げられるでしょう。

感染予防対策体制の構築

コロナ対策の策定・変更について検討していく体制を整備し、衛生委員会や産業医など産業保健スタッフを活用することも検討しましょう。

 国・地方自治体・建設業者団体などを通じて、新型コロナウイルス感染症に関する正確な最新情報を常時収集することも必要です。

徹底した健康管理と健康確保

元請・下請・一人親方などすべての現場作業員に対し、出勤前に検温や体調の確認を徹底し、体調が思わしくない人は各種休暇制度を取得するように奨励していきましょう。

勤務の途中で体調が悪くなった作業員についても、必要に応じて直ちに帰宅させ、自宅待機してもらうことが必要です。

発熱症状が見られる作業員などで自宅療養するときには、毎日の健康状態の確認と、しっかり睡眠を取り休養に努めてもらうことを求めるようにしてください。