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建設業で資格を取得すると資格手当以外にどのようなメリットがある?

2022.11.29
分類:その他

建設現場で働いている専門職はいろいろありますが、それぞれの専門分野の仕事を担当する上で必要とされる資格を取得している方がほとんどです。

取得する資格を増やすことにより、様々な作業や業務を担当することができるようになり、評価向上につながるだけでなく活躍できるフィールドを広げることもできます。

特にキャリアアップを目指す方にとっては、できるだけ多くの資格取得を目指してほしいところですが、取得することは資格手当以外にも様々なメリットがあります。

そこで、建設業で資格を取得することで、資格手当以外にどのようなメリットがあるのか説明していきます。

建設業に関連する資格を取得するメリット

建設業の現場で働くのなら、資格を取得することにより資格手当が支給されるだけでなく、担当を任される業務が増えるといった可能性が広がります。

主に建設業に関連する資格を取得するメリットは、次の3つです。

・資格手当や昇給で収入が増える

・活躍できる現場が増える

・転職など働き先を見つけやすくなる

それぞれ説明していきます。

資格手当や昇給で収入が増える

特定の資格を保有していたり取得したりすることで、建設事業者によっては資格手当を付与することもあります。

また、経営規模評価に関連する施工管理技士などの資格であれば、利益向上につながる見込みが高いとされ、昇給の対象とするケースもあるようです。

活躍できる現場が増える

建設業の場合、専門性の高い職種が多いことから、資格保有者でなければ担当できない仕事は少なくありません。

特に建築士や宅地建物取引士など、業務独占資格を取得することにより、任せてもらえる仕事が増えたり活躍できる現場が増えたりすることが期待できるでしょう。

転職など働き先を見つけやすくなる

資格を保有することで、知識やスキルの習得を客観的に証明することが可能となるため、転職など働き先も見つけやすくなります。

採用の条件に一定の資格保持を基準とするケースもあるため、転職活動で有利に立ち回りたいなら資格取得はおススメです。

 

建設業の資格の選び方

建設業関連の資格はいろいろありますが、建設業29業種の区分で求められる資格は異なります。

そのためどの分野や職種を目指すかによって、取得する資格を選ぶようにしましょう。

また、転職で給与・業務・キャリアパスなど希望する項目に合わせ、取得したほうがよい資格を選ぶことも方法の1つといえます。