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不動産会社が集客を考えるときに気を使うエクステリアの工事とその内容

2020.06.09
分類:その他

不動産会社が集客・営業方法を考えるときには、たとえば家の顔ともいえるエクステリアや外構の工事などに気を使うこととなります。ターゲットとする層を獲得するためにも、第一印象といえるエクステリアがすべてのカギを握るともいえるからです。

そこで、エクステリアの工事を行う工事業者は、どのようなニーズで工事を依頼されることになるのか把握するためにも、集客におけるエクステリアの重要性について知っておきましょう。

エクステリアとは?

エクステリアとは家の外側の空間を捉えた言葉であり、門、フェンス、カーポートなど家の外を構成する外壁を含んだ空間のことです。

エクステリアを考えるとき、重視されるのはターゲット層がどのように家の外側を使いたいかという部分といえます。

たとえば車や自転車などは何台停めたいのか、子どもがいる家庭なら芝生の敷かれた庭が必要か、それともデッキを設けるのか、玄関の位置やカーポートの場所なども踏まえた上での門やフェンスの位置などまで考えることが必要となります。

 

エクステリアを構成する外構の種類

エクステリアを構成する外構にはどのような種類とそれぞれの内容を把握しておきましょう。

門扉・門柱

出入口に設けた門の扉に使用する素材は、アルミ製、木製、アルミと樹脂が合わさったものなどがあります。一般的なのはサビや腐食に強いアルミ製が用いられることが多く、開閉も両開きや片開き、スライド式など種類があります。

門扉の横に設置される壁や柱が門柱で、表札やポストが備えられる部分です。

フェンス

柵や囲い部分ですが、家の中が見えないようにするための役割を担います。門扉と同じくアルミ、木製、アルミと樹脂が合わさったものが用いられることもありますし、生け垣、ブロック塀、土壁などもあります。

侵入者が外からまったく見えなくならないように、外部から内側がある程度見えるように工夫が必要ですし、日当たりや風通しなども考慮することが求められます。

アプローチ

門扉から玄関までの通路ですが、コンクリート、タイル、レンガ、インターロッキングなどが用いられることが多いです。

デッキ・テラス

リビングとつながった外側のリビングの一部といえ、木製のデッキはウッドデッキと呼ばれます。ほかにもタイルや天然石などをデッキやテラスに用いることがあります。また、庭よりも一段高い台はテラスと呼ばれています。

カーポート・ガレージ

屋根と柱だけの簡単な車庫がカーポート、車を格納する建造物をガレージといいます。

植栽・照明

庭やアプローチ沿いに植える草花や樹木のことです。そして玄関や門扉まわりなど、明かりを照らすための器具が証明です。

 

エクステリアの工事は天候に左右されやすい

エクステリアの工事は雨や雪の場合、工事が難しい場合があるので天候に左右される点には注意が必要です。工期に余裕をもって始めなければ、遅れが生じる場合もあると認識しておきましょう。