運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送会社におけるロジスティクスとは?要素と意義を簡単に解説

2026.01.09
分類:経営

運送会社におけるロジスティクスとは、荷物をたとえばA地点からB地点へと運ぶ輸送や配送などの活動にとどまらず、原材料の調達・生産・保管・消費者への配送までの流れや機能のことです。 

自社のサービス価値を高め、サプライチェーンを効率的にするための重要な概念ともいえるでしょう。 

そこで、運送会社におけるロジスティクスについて、要素と意義を簡単に解説します。

ロジスティクスとは 

ロジスティクスとは、原材料の調達・生産・保管・販売・配送までの一連の流れについて、かかるコストや業務効率を最適化するための経営戦略です。 

保管・荷役・梱包・流通加工・輸送・配送・情報管理などの一連のプロセスの最適化により、経営的な視点から管理する戦略といえます。 

 

運送会社におけるロジスティクスの要素 

運送会社では、ロジスティクス全体を支えるために以下の機能を提供・管理しています。

 ・輸送・配送管理

・保管・倉庫管理

・荷役・梱包

・流通加工

・情報管理

  

輸送・配送管理 

トラック・鉄道・船舶・航空などの輸送手段のうち、最適な方法を選び組み合わせることや、配車計画システムなどの活用による効率的なルート配送計画の立案と実行を行います。

 

保管・倉庫管理

 薬品や危険物など、温度管理や特殊な輸送が必要なモノへの適切な保管場所の提供や、在庫管理システム導入によるリアルタイムでの在庫状況把握と最適化を行います。 

 

荷役・梱包

 

マテリアルハンドリング機器の活用による効率的な積み下ろし作業や、輸送における損傷を防ぐ梱包方法の提案と実施を行います。

 

流通加工 

ラベルや値札付け、セット組み、検品などの商品価値を高める作業を行います。 

 

情報管理 

貨物追跡システムの提供や、受発注・在庫・配送状況などのデータの一元管理と共有を行います。

  

運送会社におけるロジスティクスの意義 

運送会社におけるロジスティクスとは、AIIoTなどの最新技術を活用しながら、保管や情報管理などの業務全体を統合的にマネジメントし、経営課題を解決する戦略です。 

顧客企業は運送会社に複雑な物流業務をアウトソーシングすることで、生産や販売などのコア業務に集中できます。 

無駄のない最適な物流網の構築は、物流における全体のコストの削減と業務効率化につなげられるでしょう。 

正確で迅速なロジスティクス体制を構築することで、販売機会の損失の防止や顧客満足度の向上につなげることができ、競合他社との競争に打ち勝つことにつなげられます。