
国内の工場への運送とは、国内の工場間において、原材料・部品・製品などをトラック・鉄道・船舶・航空機などの輸送手段で運ぶことです。
多岐に渡る物流サービスの中でも重要な役割を担うのは、日本が製造業を盛んとする国であるからといえます。
原材料調達から製品出荷まで、工場と各地を結ぶ物流網は欠かせません。
そこで、国内工場への運送について、対応する企業の種類や課題を簡単に紹介します。
国内工場への運送は、大きく次の3種類に分けることができます。
・原材料調達
・製品出荷
・工場間輸送
それぞれ説明します。
国内工場への運送として、工場で使用する原材料を国内外のサプライヤーから調達後、工場まで運ぶことが挙げられます。
海上・航空・トラックなどいろいろな輸送手段を組み合わせるケースもありますが、特に精密機械や電子部品などの品質管理が大切な材料は、温度や湿度を管理できる特殊手段で運ばれることもあります。
国内工場への運送として、完成した製品を全国各地の販売拠点などに運ぶ製品出荷が挙げられます。
トラック輸送で主に対応することになりますが、大型の製品や長距離輸送では、鉄道や海上との組み合わせで運ぶこともあります。
国内工場への運送として、工場間輸送が挙げられます。
複数の工場を持つ企業では、工場間での部品や製品の輸送が必要です。
そこで、主にトラックによる運送が中心となるものの、距離や輸送量によっては鉄道や海上での輸送も組み合わせる場合もあります。
国内工場へ荷物を運ぶ運送企業は、以下のとおりです。
・大手運送会社…全国規模でサービスを展開する大手運送会社
・中小運送会社…地域密着型の中小運送会社
・倉庫会社…製品の一時保管・流通加工・出荷などの幅広いサービスを提供する倉庫会社
国内工場への運送は、主に以下の課題を抱えています。
・人手不足…トラックドライバーの高齢化と若年層の不足などが深刻化しており、労働環境改善・AI技術導入が求められる
・環境問題…CO2を排出しない環境負荷の低い輸送手段への転換や、省エネ運転推進などが求められる
・サプライチェーン複雑化…多品種少量生産の進展やグローバル化で複雑化したサプライチェーンへ対応するため、全体を可視化した上での効率的な物流システム構築が求められる