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介護事業開設に向けて利用したい開業サポートの特徴とは?

2023.12.29
分類:経営

介護事業を開設するときに、何から始めるべきなのか、必要な手続などがわからないなどで悩むことはめずらしいことではありません。

 このような場合、介護事業の開業サポートを担当してくれるセンターなどを利用するとよいですが、個別で無料相談など実施しているため安心です。

 そこで、具体的にどのようなサポートをしてくれるサービスを利用すればよいのか、その特徴など紹介していきます。

介護事業の開業の悩み

 介護事業を開業する際には、介護保険制度の理解や指定事業であることでの実地指導対策、さらに処遇改善加算などへの対応といった他業種にはない知識も必要です。

 そして人材確保に向けた採用対策などについても、人気がない職種だけに頭が痛い問題といえるでしょう。

 そのため介護業界特有の問題に対して相談に応じ、開業までスムーズに進むようにサポートしてくれるサービスなど、利用することも必要です。

  

利用したい開業サポートの特徴

 介護事業を開業するときには、次のサポートをしてくれるサービスを利用するとよいでしょう。

 ・不動産会社との連携

・専門家との連携

・コンサルティング業務

 それぞれどのようなサポートが必要なのか説明します。

 

不動産会社との連携

介護事業を開始するためには、どの場所に事業所を設けるのか、立地調査なども重要です。

その際、独自調査で中心市街地などの店舗分類、空き店舗などのデータを活用し、最適な立地エリアを紹介してくれるサービスなどがあれば便利といえます。

介護事業では事務所や営業所は欠かせないため、賃貸や購入のどちらの場合でも、不動産会社のとの連携や手続をサポートしてくれるサービスがあれば、活用したほうがよいといえるでしょう。

 

専門家との連携

介護事業の開業に至るまで、専門家の協力は欠かせません。

介護指定申請では、施設が介護指定基準に合致しているか建築士の協力が必要となり、事業者指定申請など社会保険労務士に相談することも必要となります。

税金の相談は税理士、会社設立など登記については司法書士など、それぞれの専門家との連携によるサービスがあれば、個別に依頼する必要がないため手続がスムーズといえます。

 

コンサルティング業務

介護事業の最適な開業ポイントや、同業種の売上状況などを踏まえて、差別化など図ることのできる事業計画の立案や、補助制度の活用などコンサルティング業務などのサービスもおすすめです。