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社会福祉士と介護福祉士の違いとは? 内容や支援対象者などわかりやすく紹介

2024.05.14
分類:経営

福祉関連の国家資格として挙げられるのは、社会福祉士と介護福祉士の2つです。

 2つの資格はどちらも福祉の仕事において取得しておきたい資格といえるものの、携わる業務などは異なります。

 そこで、社会福祉士と介護福祉士の違いについて、内容や支援対象者などわかりやすく紹介していきます。

社会福祉士とは

 「社会福祉士」とは、社会福祉業務に携わる国家資格であり、「社会福祉士及び介護福祉士法」では以下のとおり定義されている専門職です。

 “専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者”

 国家資格であるものの、医師や弁護士のような業務独占の資格でなく、名称独占の資格といった特徴もあります。

  

社会福祉士の支援対象者

 社会福祉士が支援する対象となるのは、社会福祉を必要とする方です。

 たとえば介護施設への入所を検討中の高齢者や、経済的に困窮している一人親、支援学校への入学を希望する障がいのある子など様々といえます。

  

介護福祉士とは

 「介護福祉士」とは、介護を必要とする方の生活行為・生活動作を支援し、支える知識や技術を有する専門の国家資格です。

 「社会福祉士及び介護福祉士法」においては、以下のとおり定義されています。

 “介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。”

  

介護福祉士の支援対象者

 介護福祉士が支援する対象者は、介護を必要する方です。

 身体的な介護を求める高齢者支援対象者であり、認定された介護度に合ったケアを提供できる技術と専門的知識が求められます。

  

社会福祉と介護福祉の違い

 社会福祉士と介護福祉士は、支援する対象や仕事の内容に違いがあります。

 社会福祉士は、支援を必要とする方からの相談を受け、問題解決に向けた助言・指導・サービス紹介などの相談援助を担当します。

 介護福祉士は、介護が必要な方に食事・入浴・排せつなどのケアを行います。

 仮に社会福祉士と介護福祉士の資格をどちらも取得すれば、ダブルライセンスの獲得により、幅広く福祉や介護の業界で活躍できるでしょう。