介護事業者でもWEB会議システムを活用したいけれど、どのように活用すればよいのかわからないといった悩みを抱えることがあるようです。
会議研修を行うときや、施設運営についての情報共有などをインターネット内で行うことが可能となるため、コロナ禍で感染防止対策を行う上でも積極的に導入したいところでしょう。
そこで、介護事業者がWEB会議システムを導入することで、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介します。
介護事業者の中には、複数の事業所を運営しており、事業所ごとに提供するサービスの質が異なるなど均一したサービス提供ができていない悩みを抱えていることもあります。
その背景には、運営におけるノウハウがスタッフ同士で共有できていないことが挙げられるでしょう。
それぞれの事業所の責任者が一か所に集まってノウハウを共有することは、移動時間や交通費などもかかってしまいます。
このような場合、WEB会議システムを導入することで、スムーズに情報を共有することが可能です。
介護業界では頻繁にスタッフ研修が行われていますが、講師が施設に訪れることもあれば、介護スタッフが研修会場まで足を運ぶこともあります。
この場合にも、移動時間や交通費など負担がかかるものであり、さらに介護スタッフが現場を離れなければならないため交代人員も必要となるでしょう。
しかしWEB会議システムを導入しておけば、現場を離れることなく少ない時間で研修を行うことが可能となります。
責任者と従業員同士のコミュニケーションツールとしても使用できるため、定期的なミーティングなどでも活用できることがメリットといえます。
WEB会議システムのサービスにはいろいろな種類がありますが、画面共有・チャット・資料ダウンロード・ホワイトボードなどがインターネット上で利用可能となることがほとんどです。
録画やアンケート機能なども搭載されていることが多いため、様々なシーンで活用できるでしょう。
研修やノウハウを共有するときでも紙の資料を準備する必要がないため、時間やコストの削減に繋がります。
遠隔にいる介護スタッフとも簡単にコミュニケーションを取ることができるため、複数の介護事業所を運営している企業の場合、事業所同士がつながる上でも有効活用が可能となります。